ゴッド・アンド・モンスター
- カテゴリ:映画
- 2013/09/12 22:29:02
今年55作めの自宅観賞映画。
映画「フランケンシュタイン」の監督ジェームズ・ホエールの晩年を描いた映画。
映画界から引退し、今は病の身で静かな隠遁生活を送るジェームス・ホエールは、
新しく入った逞しい庭師の青年に目を止め、趣味の絵のモデルになるようにと声をかけ・・・
静かな余韻が残る格調高い映画でした。
戦場の記憶、映画撮影の記憶、突然おしよせる過去の記憶に苦しむ孤独な老人。
実際は、単なるゲイのエロボケじじだったか、そうでなかったのかわかりませんが、
サー・イアン・マッケランが演じたジェームズ・ホエールは、素晴らしく魅力的でした。
庭師の青年を演じたブレンダン・フレイザーのラストシーンがとても好きでした。
それから、「フランケンシュタイン」って、やっぱりコメディだったのだと納得しました。
【Gods and Monsters】1998アメリカ・イギリス