ドライブ・アングリー
- カテゴリ:映画
- 2013/08/16 21:20:31
今年47作めの自宅観賞映画。
ニコラス・ケイジ主演スーパーナチュラル・カーアクション映画
ウエイトレスのハイパーは、ジョン・ミルトンと名乗る男と偶然行動を共にすることになりますが、
ミルトンは、彼の娘を殺し、孫娘を生贄にしようとしているカルト教団を追っていました。
そして、そのミルトンを追うFBIを名乗る謎の黒いスーツの男が・・・。
主人公が「失楽園」の著者であるイギリス詩人ジョン・ミルトンと同じ名前だという時点で、
かなりうんさくさい印象なのに、カルト・リーダーの名前のヨナ・キングでダメ押しされます。
まさに、うんさくさい印象通りの楽しい映画で、とても面白かったです。
そのうえ、最初から最後までクラシック・カー三昧です。
いきなり地獄から車で脱走するシーンから始まるので、ネタバレにはならないと思うけれど、
ジョン・ミルトンは地獄の脱獄囚なのですが、どうして地獄から車で出てこれちゃうのかとか、
「Godkiller」とラベルの付いた銃が置いてあったから持ってきたって、そんなんでいいのかとか、
その辺りはどうでもいいようなノリも好みです。
黒いスーツの地獄の追手、ウィリアム・フィクナー演じるアカウンタントがあまりに素敵すぎて、
めずらしくニコラス・ケイジがかすみ気味に感じられました。
アカウンタントの、コイントスに続いて水戸黄門の印籠の如くFBIバッチを振りかざすシーンや、
銭形平次も敵いそうにないコインの投げっぷりが、たまらなくかっこよいです。
美人ウエイトレスのパイパーも、展開の引き伸ばし担当とベビー・シッター代わりかと思いきや、
なかなかの善戦で、頼もしかったです。
【Drive Angry】2011アメリカ
作っちゃいましょう(。・w・。)ゝ