落ち武者行列(本日はちょっと怖いお話を)
- カテゴリ:日記
- 2013/08/12 06:44:58
草木も眠る…丑三つ時…
と、くれば、アレです。
苦手な人は心の準備をするか退避を。
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いつも野良猫の世話で協力して下さっているお隣さん(女性)と買い物に行きました。
車を運転できる彼女が、免許を持たない私を、いつも親切に誘って下さるのです。
その日も、何と言うことはないただの週一の買出しだったのですが、
彼女が途中で100均ショップに寄りたいということで、帰り道のコースが少しだけ変わりました。
とは言っても、普段通らないという道ではありません。
目的地によっては日常の生活道路です。
その道は、こんもりと緑に覆われ自然が整備された、古戦場公園の脇を通っていました。
丁度そこに差し掛かったとき、彼女が思い出したようにこんな話を始めました。
もう、10年くらい前かなあ。
深夜厭わず、友達とお茶したりして、あちこち走り回っていた頃なんだけどね。
丁度夜中12時回った頃、友達から電話が入ったの。
「足がなくて困ってるの。助けて。迎えに来てほしいんだけど。」
私は「いいよ~」って出かけて行ったのね。
その友達とちょっとお茶して家に送って行った帰り道、もう夜中2時くらいだったかなあ。
丁度この道を通って、その先の古戦場公園の入り口の交差点が見えて来た辺りだった。
暗い横断歩道の右からぼんやり人影が現れて…。
深夜2時だよ、びっくりしてちょっと手前で車を止めたわよ。
そしたら何だか様子がおかしいのよ。
車中からじっと暗闇に目を凝らして見ると、その人はどう見ても甲冑姿なの。
映画なんかで見る、鎧を着けた武士の姿なの。
暗闇の中、その人が横断歩道を渡りだしたらなんとその後ろから、
見るからに戦をして来たかのように、残ばら髪の無残な格好の武士や、
矢が刺さって着る物もぼろぼろだったり…。
傷ついた武者がよろよろと足を引き摺るように次から次と続いて来て。
中には傷付いた仲間を背負って、よろよろと歩いて行く者も。
不思議と怖いという感じはなかったけど、どうすることもできず、
ただ心の中で「止まって待っててあげるから早く渡って頂だい。」と願ってたわ。
すると後ろから来たトラックが止まって、こちらへ声をかけてきたの。
「おねえちゃん、どうした?具合でも悪いのか?」
こんな真夜中に軽自動車が道路に止まったままだから、心配してくれたみたいで。
私はその運転手さんに念のため訊いてみたの。
「そこの横断歩道をお侍さんが今ぞろぞろ渡っているんだけど…見えない?」
運転手さんは暫し目を凝らしてみたけど、
「そんなもの見えないぞ。大丈夫か?」
私にしか見えてなかったみたいだけど、なんせ武者行列だし、
これに車突っ込んで後々恨まれるのも嫌だし。
「お兄さん、見えないならどうぞ先に行ってちょうだい。
私はあの人達を轢くのは嫌だから、通り過ぎるまで待つわ。」
トラックの運転手さんは、
「そうか、気をつけて帰れよ。」と言って、私の横を走り抜けて行ったけど、
何とも変な顔をしてこっちを見てたわ。
どれくらい時間が経ったかわからないけど、私は暫く行列が渡り終えるのを待ったよ。
だって、生きてる人じゃないとは言え、見えてる限りは轢きたくないもの。
そしてやっと、最後尾の人らしき武者が道を渡りだして…。
「早く渡りきって頂だい」と願ってると、その武者が道の真ん中でパタッと立ち止まり、
なんとこっちを向いたのよ。
驚いたの何のって、心臓止まるかと思ったわ。
何事が起こるかと見ていると、その武者がゆっくりこちらに頭を下げて、お辞儀をしたの。
そして道を渡り、すーっと消えて行った。
それまでは落ち着いてたのに、我に返ったら急に鳥肌が立ってあぶら汗が出てきて、
手はがくがく震えるわ、その後慌てふためいて家に帰ったけど、
どうやって帰って来たか記憶がない。
さて、日本列島は連日猛暑に見舞われてツライ毎日が続いていますが、
多少は涼しい気分になっていただけたでしょうか?
本来背筋がぞわ~っとする幽霊の話ですが、
何となく心温まるいい話に感じてしまうのは私だけ?
お隣さんはそういうのによく出くわしているらしい。
因みにその頃、家の中もよく不審なものが走り回ったり、音をたてたり。
真夜中、二階の窓から老人が覘いてたり。
最近では、1ヶ月ほど前の話になるが、家のトイレに入っている時のこと。
室内側の窓の前を、大きな牛が通って行ったという。
(廊下側の窓に牛の角が映っていたのだそうだ。)
そのあと、牛に関係するちょっとしたことがあったのだそうだが。
それっきり何事も起きていないという話でした。
少し涼しくなったかな?
皆様、猛暑が続いています。
どうぞくれぐれも熱中症には、気をつけて下さいね。^^
余談ですがm(_ _)m
音楽をやってるので、よろしかったらオリジナルソング聴いて下さい。
URLをコピーしてYahoo!の検索窓に貼り付けると出てくるはず。です。
数日前『流星群』という新曲をアップしました。
★流星群 by Breath(ブレス)
http://www.muzie.ne.jp/songs/405406/
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怖いと思うのはいいことです。
麻友さんが素直な証拠。^^
正しく怖がり、今自分がここに存在することを、過去の人々やご先祖様に感謝する。
それができたら人生がもっと楽しくて、すばらしいんだろうなあ。
私の大いなる課題です。^^
>霊感などと全然縁のない私ですがそのたぐいの話はよく耳にします。
私もそういう感じです。
自分ははっきりそのものを『見た』ことはないのですが、感じたり聞いたりということは多いです。
>一度出会ってみたいと思うのは霊にとって失礼なことなのでしょうね^^
私も一度、しっかりであってみたいです。失礼ではないと思います。
誰かに思いを伝えたい、聞いてほしい、だからこの世に対する未練が切れないのだといいます。
恨みつらみ、物欲の執着でこの世にしがみ付いている、俗にいう自縛霊は凶悪なので、
できるだけ接点がないほうがよさそうですが、やみくもに怖がらないことが大事みたいですよ。
でも怪談やホラー話にそれは無理か…^^;;
ご先祖様との繋がりを温かな気持ちで再認識されるような、
穏やかなお盆を過されたでしょうか?^^
あの世の人の世界と生身の人間の世界は重なり合ってて、たまたまそれが見えたり、
あちらの人からもこちらが見えたりするんでしょうか。
そういえば、ニコタのパラレルワールドとも似てる気がします。
日本の夏の風物詩である妖怪や幽霊の話や番組が少なくなったように思います。
昔は多分、人の恨みつらみを一番懼れたと思う。
子供の頃からこういう怖い話を通して、子供心に礼節や人の心の痛みをいたわるということを、
自然に学んだから、今みたいな残虐な事件やイジメも少なかったと思うのです。
今の若者や子供達はそういうのに触れる機会が少ない上に、痛みに対して過保護に育ち過ぎて、
人の心を踏みにじったり傷つけたりすることに鈍感すぎるように思います。
予知夢関係の記録の方も拝見しました。
私も結構予知夢をみたら、虫の知らせのようなものに敏感な方だと思います。
震災の予知夢というより、震災直前にギタリストのchar312さんと偶然の再会をし、音楽活動がスタートしました。
淀んで滞っていた自分の人生がいきなり流れ出したような感覚です。
震災によって多くの人の人生が変わったと思います。
震災前、もしかしたら、予知夢を見た人は沢山いるかもしれませんね。
最後尾の方がお辞儀をしたなんて~!
霊さんもいちいさんも偉いですね♪*!
stpとお水どうぞ^^
そのたぐいの話はよく耳にします。
一度出会ってみたいと思うのは
霊にとって失礼なことなのでしょうね^^
明日からお盆です。
お蔭さんで~涼しくなりましたァ~~~w (^^;A
横断歩道・・・・・
ただ、ただ、渡りたかっただけなのか・・・
いや、戦国時代というほど昔の人達が、〝現代人〟の心を試しかったのでは・・・? と、
最後の武者さんのお辞儀で、ふと思いました。。
さてさて・・墓参り行ってこう~。。 (((;・_・)
でも
昔の人は律儀だったのですね
http://ncode.syosetu.com/n5301bh/