小説
- カテゴリ:自作小説
- 2013/08/03 21:47:14
ある男が、宝石屋で奇妙な丸い透明な球を見つけた。気になって覗いてみると、「とある古いマンションだけには入るな」と書いた紙が置いてあった。男は、気になって買おうと思ったが、他の人には観えないようだ。しかたないので、ほかの宝石といっしょに買うことにした。翌朝、誰かに見られている気がした。家に帰ると、球がひかっている。のぞきこむと、球に吸い込まれた。目をあけると、そこは別の世界だった。人がいないかと思ったが、少女を見つけた。おいかけていたら、途中で声をかけられた。話を聞いてみると、ここの支配人だと言う。男はそんなこと信じなかったが、ここ何百年、だれもここに来ていないらしい。少女が案内してくれたが、そこには人一人いなかった。男はさけんだ。 「この世界は偽物だ!」 すると少女が、「そうよ・・・ずっと助けを待ってたの…」 そうすると世界はフッときえた。2人は元の宝石店にいた。