熱い男と冷めた女 *短編小説*(コメディ)
- カテゴリ:自作小説
- 2013/07/31 16:26:01
登場人物
厚井熱男( あついあつお )…とにかく熱い。
冷田冷子( さめた れいこ )…とにかく冷たい。
厚井:「 皆からは『 あつい 』と呼ばれている生徒会長が来たぞぉ!! 」
冷子:「 …ねぇ、前から言いたかったんだけどさぁ。 」
厚井:「 ん、何だね!? 」
冷子:「 …それさぁ、アンタの呼び名じゃないと思うよ? 」
厚井:「 なっ!!何を言うか!!じゃあ、何だというのだ!? 」
冷子:「 ただの悪口。 」
厚井:「 何…だと…!? 」
冷子:「 つかあんたいるとマジ暑苦しい。どっか行け。 」
厚井:「 いーや!!今日という今日は絶対に決着をつける!!! 」
冷子:「 はぁ?なんのだよ。 」
厚井:「 フッフッフッ…決まってるだろう…? 」
冷子:「 だから知らねぇって。 」
…カチャッ
厚井:「 ソレの事だあああああ!!! 」
冷子:「 きゃああっ!!い、いきなり何!? 」
厚井:「 その今君の手にある物のことだよ!!! 」
冷子:「 え?煙草がどうかしたの? 」
…スゥ
厚井:「 やめたまえええええ!! 」
冷子:「 うわああああ!!!ちょ、返しなさいよ!!! 」
厚井:「 フッ…。とうとう勝った。 」
冷子:「 チッ。勿体無いけど…まあいいわ。 」
…カチャ
厚井:「 あああああああああ!!! 」
冷子:「 …なんかそれもう慣れたわ。 」
厚井:「 君という奴は…また手に煙草があるじゃないか!!! 」
冷子:「 当たり前でしょ?一箱に何本入ってると思って… 」
厚井:「 黙らんかああああああい!!!! 」
キィィィィィィンッ!!!
冷子:「 うわっ、耳痛った!!!何これ、新バージョンッ!? 」
厚井:「 はっはっはー!!くらったようだな、僕の新技… 」
冷子:「 え、何?新技って… 」
厚井:「 教えてほしいのか!? 」
冷子:「 いえ、別にいいです。 」
厚井:「 しょうがないなぁ!!では、名前を教えてあげよう!! 」
冷子:「 うわ、名前とかまでつけてるんだー。引くわー。 」
厚井:「 フッフッフッ…今の技…名づけて…!!! 」
冷子:「 …ゴクリ。 」
厚井:「 『 耳キィィィィィンッとさせるぞ!!! 』 」
冷子:「 …・… 」
厚井:「 …… 」
シーーーーーーーン。
冷子:「 …え、あの。待って。今のが技名とか言わないよね? 」
厚井:「 え、そうだが? 」
冷子:( やっぱり当たってたー。1mmでも期待して損したー。 )
厚井:「 どうだね?僕の新しい技は… 」
冷子:「 うん、色々な意味でダメだよね。 」
厚井:「 そうだろそうだろ!!やはり、正義は負けないのだな!!! 」
冷子:「 人の話聞けよ。 」
厚井:「 それより、君!!煙草の箱を渡しなさい!! 」
冷子:「 はぁ?いやだよ。 」
厚井:「 渡さなくちゃまたあの新技をするぞ!! 」
冷子:「 うわ、なんか地味な脅ししてきた… 」
厚井:「 さあ、さあ、さああ!! 」
冷子:「 はいはい、渡せば帰ってくれるのよね? 」
厚井:「 とーぜんだ!!正義とはすべきことをしてっ… 」
冷子:「 はい、どーぞ。 」
厚井:「 ん!!OKだ!!では、またな!! 」
冷子:「 あーあ、やっと帰ってくれたよ。 」
…カチャ。
冷子:「 フゥ~…。しかし馬鹿だなぁ。箱の中身、空なのに。 」
…スゥ、スゥ…。
ーその頃の暑井ー
厚井:「 フッフッフッ…また一人、悩める不健康な生徒を助けたぞ!! 」
自己満足してるのであった。
END
※実話ではありません。
名前がまた・・・!w
いいじゃんいいじゃん^^
どうやったらaichaサマみたいにうまく書けるんでしょう??
あ、落ちますね!
お返事帰ってきたときにします!
コメディも好きですw
次のコメディも待ってますw
笑っちゃいますね^^この話!