連日、黒猫くん騒動で、消耗気味です。

日曜日、午後より消息を絶った我が愛猫、黒猫アリくん。

彼はボス猫タイプで、若い頃は向う傷が絶えず、負け知らずの
男っぷり２００％雄猫でした。
極めて猫顔も悪く、睨みをきかした怖い顔。。

その彼も年齢を重ね、前の牙を２本失い、往年の度胸も
若干薄れてきていました。

家の中に入れたものの、どうも好きじゃないようで、すぐに出たがります。
管理されるのうが大嫌いみたい。

ほぼ外猫として生きる選択をしました。

野良生活としては、わたしが世話しだしてからほぼ６年、
来た当初から、立派なボス猫であったので、年齢は不詳です。

野良ネコ生としては、そろそろ。。お別れの時期が来てもおかしくありません。

最近、妙に甘えてきて、わたしの足を枕にして（蚊に噛まれる辛さ）
そのまま寝てしまうなど、日頃しないことをしていた矢先の失踪でした。

もしかして、これでお別れ。。。
死期の迫った猫は家を出るとよく言われます。
そうかもしれない。。
不安な日々でした。ご近所の猫好きお宅を訪ねて
安否情報を頼んだりしていました。

近隣、社宅の建て替え時期に伴い、空き家が増えてきているので
塀を乗り越えれば、寝床になりそうな場所はたくさんあります。

人だと不法侵入ですもんね。捜索断念。

金曜日、になりたての深夜、ひょっこりヨロヨロトした黒い影が動きました。

帰ってきた！

ところが水も飲まず、ご飯にも反応しません。
弱々しく泣いて、箱座りして、動きません。
抱き上げると、軽くなっている。。７キロ近くある巨体なんですね。。
５キロくらいかもしれない。。

家の入れると、ムクっと起き上がって、出してくれと
泣きだすんです。
仕方なく庭に出し、様子を見ることにしました。

朝一番に医者に連れていくしかありません。
なんだかんだとしていたら、その日は徹夜状態。

車に乗るのも気に入らないらしく、病院も、まぁ好きにはなれないでしょうね。

ニャーニャー強めに鳴いておりましたが
興奮して暴れることは一切ありません。
あくまで抗議の範疇。
常に周囲を見渡し、状況を把握しようとしている様子。
観察しておるんです。
頭がいいんだ。

血を摂られ、点滴と注射を打たれても、大人しい。
おまけに口の中を歯石をペンチみたいなもので取りだされたり
見えている方が、痛々しい。。

口の中を処置しても、これだけ抵抗しない子は珍しいと獣医さんに
言われました。
度胸があるんだそうです。

血液検査の結果は、最悪と思いきや、そんなに悪くない。
もともと強い猫なのね。

治療が終わり、家に戻ると庭に放しました。
彼は管理されたくないのです。
仕方ありません。

しばらく居たのですが、また消息不明（涙

これも仕方ありません。
嫌なこと山のようにされたもんなぁ。。
怒っているだろうか。。

彼の好きなように生きるしかね。

で、また戻って来ません（涙
皆、あすには帰ってくると言ってくれますが、、

しばらく待つ女です。