経済と迷信、円安で生活は厳しくなるのか？その２
- カテゴリ：ニュース
- 2013/07/06 07:28:05
もう一つの迷信は、インフレにより、株を買えるような金持ちは
得をするけれど、庶民は得をしない、というものです。
インフレというのは、貨幣価値が減るものなので、
相対的にモノの価値が高くなります。
自分は経済の思想については若干学んだつもりではありますが、
エコノミストではないので、今日明日の市場動向については
正しく述べることができません。
しかし、今年度税収が予想よりも1兆3000億円増え、
その税収増の理由はいわゆるアベノミクスによる法人税の
税収が増えたこと、となると庶民が得をしない、という事が
言えるでしょうか？
また、年金積立金管理運用独立行政法人の運用益が
11兆円を超した、というニュースは
年金暮らしの方、また積立をしている若い世代の人達にとっても
良い知らせです。
個人年金を積み立てている方にとっても当然ながら朗報でしょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000123-mai-bus_all
11兆円は消費税5％程度に相当します。
年金の運用益は、税収とは異なるので言えませんが、
法人税は暦年の途中であるアベノミクス効果を考えると
来年通年の効果がでると考えると更に増収が期待出来ます。
無駄な支出を無くすことは当然ですが、
企業や個人が沢山稼いで沢山納税することが、
結局は国を豊かにするという当たり前の結論でありました。
従って、経済が上向きになることは、
誰かわずかな人に恩恵があるのではなく、
乗数効果で様々な人に恩恵がもたらされます。
庶民は得をしない、と煽ること自体が、景気に水を指し、
国民全体が損をします。（景気は「気」ですから）
そのことを報道機関が知らないとも思えません。
従って、意図的に日本の景気を悪くしようと考える
報道機関、マスメディアがあると考えています。
そうなんだと納得しました。
日本のマスコミは、いつも日本に不利になるように報道するみたいですねっ。