レイ・ブラッドベリ
- カテゴリ:日記
- 2013/06/30 23:47:45
持っていたのは「何かが道をやってくる」という移動遊園地が舞台のタイトルの文庫本のみだったのですが、
「華氏451度」という、焚書官の話の本を借りて呼んでいる最中に
レイ・ブラッドベリの訃報をききました。
…なんてタイミングだよーと、微妙な思いものせて読了したのですが、
今日どうにも目を離せなくなった古書を確認したところ
…「たんぽぽのお酒/レイ・ブラッドベリ」
…なんてブラッドベリ年……。
そういうわけで本日もまた、我が家の積読本山脈の標高が高くなりました。
ちなみにわたし的には、
ブラッドベリの文章ってちょっと湿り気があるというか、
水をふくんだイメージがあります。
でもって、
「華氏451度」と「図書館戦争(有川浩)」をセットで読むと、
ちょっと面白いかも…w
どちらもメインの小物が本だけに、本好きには考えさせられるところがあります。
そういえばなんか「たんぽぽ」っていう言葉を最近聞いたことがあるなぁと思っていたんですが、どうやら「ビブリア古書堂の事件手帖」で「たんぽぽ娘/ロバート・F・ヤング」が出てたんでしたー。…よかった。
さすがに今たんぽぽ娘を読むのはちょっとビブリア人気にのせられたみたいで、
自分的に恥ずかしかったもんなー///
こんばんは♪
訳者さんの個性かなあ?とも思ったのですが
何かが道を〜と、華氏〜は、別の訳者さんのようなので、
やっぱりもとからしめっぽ…いや、水気のある文章だったのかなあと思ってましたw
けど、晩年は硬質なんですね。ちょっと興味が…。
ヤング作品は、ほとぼりの冷めた頃に読んで見る事にしますね。
今はどうにも流行にのせられたように思えてちょっと恥ずかしいので…////
レイ・ブラッドベリが亡くなってとても残念でした。
高齢になっても創作されていたので、まだまだ長生きすると
勝手に思っていたので。
ブラッドベリと縁が深い年ですね。
何かあるのか、偶然だったのか。
晩年に書かれた小説の文体はどちらかというと硬質な
印象でした。
ハードボイルド系の小説だったからかもしれませんが。
昔は、確かにもっと柔らかい感じでしたが、訳者によっても
文体も変わってきますよね。
「たんぽぽ」について、俺もどこかでと気になっていたのですが、
ビブリアで取り上げられていましたね。
すっきりしました。
ありがとうございます。
ヤングもブラッドベリと同じく短編に良作が多いですが、
二人は相反するようで、似たところもあると思います。