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TAKEのつぶやき


☆恒星日

太陽の動きとは別に恒星の動きによって1日の長さを決めることができます。これを恒星日と言います。
  例えば、毎日同じ恒星を同じ時刻に観測していると、日が経つに連れその恒星はだんだんと西へ動いていくように見えます。これは地球が1日で360°自転するのに加え公転周期の一部が含まれて、恒星の見かけの動きが速くなるためです。この見かけの1日(地球が恒星に対して1回転する時間)を恒星日と言い、23.9344697時間になります。
  恒星の観察を言い換えると、恒星日は太陽日より約4分短いので恒星の見かけの南中時刻は1日につき約4分ずつ早くなります。そのため、その恒星は毎日同時刻に約4分に相当する分だけ西へ動いていくように見えます。

  1年の長さ(太陽年)を太陽日で計算すると365.2422太陽日になりますが、恒星日で計算すると366.2422恒星日になります。つまり、太陽日と恒星日で、1年の長さが丸1日分違うことが分かります。このことは、ある恒星の南中時刻が毎日約4分早くなることに由来します。この約4分を1年間積み重なると、ある恒星の南中時刻は元に戻ります。これが、太陽日と恒星日が1年間で丸1日分違うことの理由です。




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