as important as any
- カテゴリ:日記
- 2009/08/05 07:54:36
弥生の末、北朝鮮は同國に赴いていた米國の女性記者二名を拘束し、
水無月に、朝鮮民族敵対罪、非法国境出入罪に対する有罪を確定し、
12年の労働教化刑を言い渡した。
当然、米側は即時解放を要求していたが、
当然、然うされる筈も無く、膠着状態が続いていた。
其処で、昨日 前米大統領のBill Clinton氏が
北朝鮮を訪問し、金総書記と会談した。
朝鮮中央通信では、
金総書記が記者二名に対する‘特別恩赦’を命じたとのコトだ。
やれやれ。彼等の十八番 人質外交は依然 健在の様だ。
7/27・28には第1回米中戦略・経済対話が華盛頓で開かれた。
Obama大統領は其の冒頭演説に於いて、
‘The relationship between the United States and China
will shape the 21st century, which makes it as important as
any bilateral relationship in the world’と述べた。
外務省では‘as important as any bilateral relationship’の部分を
何の二国間関係‘よりも’と訳すか‘にも劣らない程’と訳すかで
暢氣に一悶着している様だが (-。-)y-゜゜゜
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090804-OYT1T00926.htm
幾ら 中国の政治体制が違っていようが、
米國債と外貨準備高の何れも日本より多く保有し、
GDPも世界弐位に為ろうかという昨今、
米國に取って、日米同盟の重要性が少なくとも相対的に
低くなるのは当然だろう。
そして、日本が米國に再三協力を求めている
拉致被害者の問題をClinton氏が取上げたとの報道は無い。
丁度、選挙期間だ。
拉致被害者問題 及び安全保障に就いても大いに論議されるべきだ。
対米同盟・武器輸出三原則・非核三原則・集団的自衛権・・・
自民党が残した夏の宿題は官僚腐敗や八百兆の借金だけではない。
※華盛頓(=Washington・華府) 暢氣(=のんき・呑気)