消えてしまった愛のハーモニー
- カテゴリ:30代以上
- 2013/05/25 05:53:24
結婚した頃の我が家の留守電のメッセージは,実に事務的でした。
私の名字を仮に「フミミ」とすると,
「はい,フミミです。只今出掛けております。
発信音の後に,お名前と御用件を録音してください。」 ピーッ!
みたいな感じでした。
でも,娘が生まれてからは,少しだけ遊び心が出てきました。
「はい,フミミです。 暑いですねえ。 お元気ですか?
ところで今,出掛けています。発信音の後に・・・(略)」
という感じでした。
娘が小学生になった頃から,娘がメッセージを入れたがり,
3か月に1回くらい内容を変えて,娘に入れさせていました。
「はい,フミミです。
もうすぐ運動会です。ダンスを頑張りたいです。
只今出掛けていますので,発信音の後に・・・(略)」
とか,
「はい,フミミです。
明けましておめでとうございます。今年は早起き頑張ります。
只今出掛けていますので,・・・(略)」
という感じでした。
そして,娘が小5か小6の時,私と娘で歌を入れました。
【輪唱】フミミです~(フミミです~)
出掛けてる~(出掛けてる~)
【二人で】発・信・音の~,あ~と~に~~~~~
【輪唱】メッセージ~(メッセージ~)
入~れてね~(入~れてね~)
【二人で】ね~~~~~~~~!
これは,ママ友たちからもウケが良く,私は満足していました。
ところがです。ある日帰ると,留守電が2件録音されていました。
1件目。大人の男性のようだが,笑いをこらえていてよく分からない。
「ううっ・・・,ううっ・・・,くふう・・・。
うひ・・・,うひ・・・,あう~。
ぴ・・・,ぴ・・・,ううっ・・・。
んむ・・・,んむ・・・,ああっ・・・」 ピーッ!
なんじゃこりゃ。「ぴ」,「ぴ」って,何?
2件目。さっきの数分後。落ち着いた男性の声。
「今日は。
ピアノの調律師の大西です。
フミミ様のピアノは前回の調律からもうすぐ半年経ちますので,
御都合の良い日にお邪魔して・・・,
んん! ううっ! またお電話します!」 ピーッ!
なんだ,さっきの「ぴ」,「ぴ」は,「ピアノの調律師」か。
なんか,最後の方,急に何か思い出して笑いそうになって,
笑う前に無理矢理用件を言い切って電話切ったみたいだったぞ。
お父さんとムスメちゃんの愛のハーモニーを聞いて笑うたあ,
音楽関係者にあるまじき行為だな。
・・・と不満に思いながら振り向くと,カミサンが仁王立ちしていました。
「笑われたじゃないの! 恥ずかしいじゃないの! どうするのよ!
大体今時,家に電話掛かってきて自分から名乗るなんて物騒だよ!
変な勧誘とか詐欺だったらどうするのよ!
もうこの変な歌は消すからね!」
と言うと,カミサンは私たちの愛のハーモニーを消去してしまいました。
2月10日のブログにも書きましたけど,
カミサン,このイケメン調律師のことが好きなんですよねえ。
お陰でそれ以来,我が家の留守電メッセージは,
本体に内蔵されている無味乾燥なものになってしまいました。
つまんないの~。
ぴぴこさんも是非,今のうちに娘ちゃんとのデュエットを録音しておいてください。
大きくなったら一緒に歌ってくれないかもしれないので~。
ママ友さんたちには好評だったのに,残念です。
でも,今も残っていたら,思春期になった娘に消されていたかもしれません。
それはそれで悲しい…。
ひろさんの家に来る調律師さんの姿を想像して,調律師さんは,
カミサンが惚れてしまうのは問題だけどやっぱりスマートであってほしいと思いました。
太っていて汗をかいている人だと,なんだかピアノの中に汗をたらしそうです。
もちろんそんな失敗はしないんでしょうけど,なんだかハラハラします。
…なんて書くと,人間って,太っているだけで損するんだなあと思います。
聞きたくて何度もかけてしまうかも(>_<)
三ヶ月に一回変わるのが楽しみに、用がなくても電話をかけちゃいそうです(^-^*)
愛のハーモニー、とっても良いと思うんですけど・・奥様に消されてしまったんですね;
力作の留守電メッセージ消してしまったんですか。もったいない・・・
お嬢さんの結婚式の時に流してあげればよかったのに・・(こんなに仲良し親子ですって)
我が家に来る調律師さんは重いかばんがぽっちゃりした体にこたえるのか、いつも汗をかいているオジサンです。
ぱっと見、「だいじょうぶかしら、この人。」と不安になるのですが、腕は確かなのです。
私も,もの凄~く勿体なかったと思います。
復活させたいのですが,もはや娘も中学2年生。
万が一クラスメートから掛かってきた時に聞かれたらと考えれば,
嫌がって「お父さん一人で歌ったら?」と言うことでしょう。
そういう意味でも,あのデュエットはもう二度と作れないもので,勿体なかったです。
将来,孫とやって復活させようかな~。
こんな凝った留守電は聞いたことがないです。
あ~勿体ない!
是非奥様を説き伏せて復活を!!^^v
調律師さんは,親子の輪唱が始まるとは全く予想していなかったらしく(当たり前?),
完全に意表を突かれた上に,笑ってはいけない状況が逆に可笑しさを増幅したようです。
イケメンなのに,相当苦しそうでした(ザマアミロ)。
そんな留守電の音声聞いたら、絶対に用件なんて吹っ飛んじゃうよww
もう一回電話してきた調律師さん偉い!
でも音楽に携わっている人なら、歌とかで返してほしいねww
またかけますねぇ~~~~~♫的な(((*≧艸≦)ププッ
コメント,ありがとうございます。
あの留守電メッセージは良い作品だったのに,カミサンには理解されず残念です。
まあ,子供が中学生になったら,こういう遊びもどの道終わっていたのかもしれませんが。
歌には歌で返してくれたら,私も嬉しかったです!
でも,そういう人はいなかったなあ。
皆さん,調律師さんほどではないけどクスクス笑いながら,
歌ではなく喋りで用件を録音していました。残念!
調律師さん,完全に意表を突かれたんでしょうね。
そして,笑う暇もなくすぐに用件を録音しなければならず,
呼吸ができなくなったようでした。
仲良し親子を笑うとは,無礼者め!
留守電にも,やっぱりちょっとは自分らしさを出したいです。
メッセージを2種類録音できて,友だち向けと,知らない人向けに
自動で切り替えて再生されたらいいのになあ。
愛のハーモニー,好評だったんですよ。
ママ友たちなんか,うちが留守のタイミングを狙って電話して聞いていたくらいなんですから。
(笑われているだけといえば,そうなのですが…。)
あ,そういえば,昔の電話は,発信音の後から録音開始じゃなく,
こっちのメッセージの部分から録音していましたね。
どっかのお店の店員さんから掛かってきた時,
こっちのメッセージ部分で「あれ,なんだ,留守か。面倒くさいなあ」とか言っていて,
発信音の後に可愛い声で店の名前と用件を喋り出したことがありました。
表の声と裏の声が分かっちゃう電話で,ちょっと可哀想でした。
調律師さんにとって,全く予想していないのに妙な歌が始まって,
一丁前に輪唱なんかやっているからかえって可笑しかったようです。
何分間か笑ってから,気を取り直して掛け直したものの,
最後にまた可笑しさがこみあげちゃったんでしょうねえ。
失礼ですよねえ。
基本は亭主関白なんですよ。カカア天下じゃないんですよ。
でも,カミサンにとって,調律師さんに笑われたのは嫌だったようです。
しくしく…。
奥さんなんで嫌だったのかな。
調律師さんうんぬんよりそのユーモアを理解してないだけかも。
私ならそのお返しね アドリブ歌で留守電入れとくかも^^
あ~ 留守ですか~♪ また かけ ます ね~~~~♪
フミミさん、その留守電、聞いてみたかったです~~!!
愛のハーモニーですかww
調律師さんも、こらえきれなかったんだろうね~w
憧れの人に笑われたら・・・楽しんでもらえたかな( ̄ー ̄)ニヤリ なんて思って
喜んでしまいますw
我が家の留守電は、至って普通ですが
こういう遊び心もいいですね〜^^
それにしても、ふみふみさんの家電に電話して
愛のハーモニー聞きたかったです^^
「ハイ」の後、わざと少し遅れてから録音するんです。
すると「あっ!はるみちゃ~ん。」と一言入っていて、無言留守電がなかったですね。
それから、居留守番電話もよく使っていました。
やっと日常生活が戻ってきた感じです。
調律師さんの思い出し笑いがツボでした。
知らない人が愛のハーモニー聞いたらびっくりで、確かに用件すぐには言えないかも~。
でも音楽関係者なら、歌で返してほしかったですね。←??
まあ、憧れの人にそれだけ笑われたら消したくなる気持ちもわかりますけどwwww
娘さんとふみふみさんの愛のハーモニー消されて残念だねw
記念にもなるし留守電じゃなく何かに録音しときましょうよbb
奥さんちょっと怖いけど尻に敷かれてるふみふみさんが何となく想像付くのでいつもブログ楽しみですw