ジャックと天空の巨人
- カテゴリ:映画
- 2013/05/23 23:39:44
今年16作目の映画館観賞。
イギリスのおとぎ話「ジャックと豆の木」を題材にした冒険ファンタジー映画。
地上で暴れまわる巨人族を天空高くに浮かぶ島に封じ込めたエリック王の物語が、
おとぎ話として幼い子供たちに語られる平和な王国で、農夫の青年ジャックは、
ある日、ひょんなことから馬と決して水に濡らしてはいけないという豆とを交換しています。
一方、その夜、過保護な束縛を嫌う王女イザベラは城を抜け出し、ひとり馬を走らせ・・・
面白かったです。
少し地味な冒険ストーリーでしたが、観応えのある迫力の映像と巧みな場面展開に、
コミカルでややブラックなスパイスが随所で振りかけられていて、退屈しませんでした。
巨人族の造形は、かなり怖かったです。
気持ち悪っと思ったら、巨人族の双頭のリーダーの大きい方の頭ファロンはビル・ナイでした。
CGの不潔で残忍なクリーチャーでも、ビル・ナイは素敵です。
でも、この映画で一番素敵だったのは、ユアン・マクレガーの騎士団長エルモントでした。
いわゆるコケた映画のようで、容赦のないシーンが多くてファミリー映画とは言いがたいし、
かといって、大人の万人向けには思えないで、当然かなという気がします。
私は、とても楽しかったです。
★★★★【Jack the Giant Slayer】2013アメリカ