Nicotto Town



お守りを忘れたためか・・・

 今日は事業場排水の水質検査。
 まあ、事業場と言っても片方は病院で、もう1つは排水規制がかからない程小規模の食品工場。
 しかも、病院の方は作り替えた排水処理設備で処理した水。
 楽勝、と思っていたのですが、トラブル続き。


 生物化学的酸素要求量(BOD)を測定するため希釈用の水の酸素濃度を飽和濃度にするためエアポンプで空気を吹き込み(曝気と言います)、試薬を加える前に酸素濃度を測定したら過飽和な数字。
 曝気をもう一度やりつつ、その間にセンサーの電極を整備。
 電極の中に入っている電解液を入れ替えて、電極の前に張っている半透膜も交換。
 ここで15分のロス。
 希釈水が安定した数字を出したので試薬を加えて、あとは検体の到着を待つばかり。


 検体が到着したのでBODを測定する分を取って、曝気。
 水温を20度前後に保つために、容器を水槽に入れて曝気。
 15分程してそろそろかな、と思い水槽の所へ行くと・・・、検体を入れた容器が見当たらない。
 よくよく見ると、先輩が水槽の水位を上げようとしてそのまま水を出しっ放しにしていたため、検体を入れていた容器が水没していました。-_-;


 水位を調整して、保存検体から必要分を抜き取って再度曝気。
 ここでまた15分のロス。


 曝気も終わって、検体1の原水の酸素濃度を測定したら、今度は飽和しきってなかったようで、値が低すぎ再度曝気することに。
 ここで更に15分のロス。


 その後、検体1の原水、3倍希釈、9倍、27倍、81倍、243倍の測定は順調に終了。
 続いて検体2の原水・・・、一緒に再曝気していたにもかかわらず、また低い数字が出たため、3度目の曝気。
 更に15分のロス。


 なんだかんだで1時間以上のロスになりました。
 何事もなければ15時前には終わっていたはずが、結局16時過ぎまで。


 これはお守りを忘れた祟りかな・・・。^0^;




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