Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【ガリレオ】【ダブルス】

ガリレオ
フジテレビ 月曜夜9時~

【あらすじ】美砂湯川に、山歩きのイベントで起きた殺人事件への捜査協力を依頼する。事件当日美砂は、有名企業の主任研究者・野木祐子が主催する山歩きのイベントに参加していた。死亡したのは、祐子の同僚でイベント参加者の篠田真希。予約していたペンションに参加者5人全員が宿泊した夜、1人疲れたと言って部屋に籠ったまま夕食の時間になっても出てこなかった真希が、翌朝付近の吊橋の下で、死体となって発見されたという事件だった。地元警察は、現場の状況から自殺だと判断するが、美砂はある理由から祐子を疑っていた。

【感想】事件そのものは簡単でしたが、トリックが面白かったねー。なかなかホログラムを使ったトリックというのは他のミステリーでは見られないですよ。事件で使われたホログラムは、暗い中、懐中電灯の光だけで窓の鍵がかかっているように見せるという、もっともらしい使われ方をされていましたが、湯川が美砂に見せたホログラムは、等身大の湯川の姿を使ったもので、あれ、本当に作ったんでしょうな~。湯川が1週間後に来てくれと言ったのは、これを作るためだったわけですね。ホログラム事体はそれほど新しいものでもなく、それこそ子供向けのお菓子のオマケについてくるぐらい身近なものですが、さすがに立体映像を見せるとなると、結構な手間がかかるんでしょうな。その原理はまさに、さっぱりわからない┐(´ー`)┌ですがw さて内容ですが、まず、殺人が行われたのは野木がペンションに来る前で、彼女が風呂に入ったふりをしている間に、窓に何らかの細工をしたんだろうなぁというのは予想がつきました。実はこれはかなり脆い計画で、被害者が犯人の誘いに乗って、誰にも気づかれないよう窓から吊橋までやってこないと、計画そのものが始まりません。しかしここでは引き返せるので、今回だめだったらまた別の計画を練ればいいだけですね。用意したホログラムは無駄になりますが。まぁ、被害者は犯人を全面的に信用していたので、単純になんだろう?とワクワクしながらホイホイ出てっちゃったのかもしれないですね。死亡推定時刻のズレの問題については、被害者が死んだのはまだ日がある時間ですから、恐らく遅くても4時か5時くらい。窓に鍵が掛かっているのを確認した時には外は真っ暗でしたし、ちょうどペンションの夕食が始まる時刻だったので、恐らく7時くらいでしょう。ちなみにこのへんは5月は7時でもかなり明るいですけどねw なので最低でも2~3時間のズレが生じるわけですが、川に浸かっていたことを考えると、死亡推定時刻は結構幅があったんじゃないかと思われます。山の川はかなり水が冷たいですし、一晩中浸かってたら、芯まで冷えているでしょうからね。ふむ、だから川に落としたのか…。それと、警察も自殺扱いしてたので、あまりちゃんと調べてないんでしょうな。山梨の山奥での事件なので、司法解剖とかもやってない臭い。つーことで、被害者をおびき出すこと以外、結構完璧な計画だったのね…。ただ残念なことにまったく証拠はないです。シラを切り通すこともできたはず。過飽和何とか以外にも何か物的証拠があればなぁ。被害者を呼び出した時のメールが残っていれば、決定的だったんですけどね。水に浸かっちゃって内容見れなくなったかな。メールで呼び出されたのなら、普通携帯持って行くでしょうしね。これが完全防水の携帯でメールが読めたとかだったら、よかったんですけどねぇ。山ガールならそういうの持ってても不思議じゃないし。これ、結構いいアイディアだなw ただ犯人がメール残るのを恐れて通話で連絡したのなら、証拠は残らないですね。ただ通話だと人に聞かれる可能性もありますけどね~。


 
ダブルス~二人の刑事
テレビ朝日 木曜夜9時~

【あらすじ】山下田代は、ぼったくりバーの潜入捜査中に、田舎から出てきた中年男性・中谷と知り合う。中谷は地方で町工場を経営しており、音信不通の娘・ゆりを新宿で見かけたという報せを受け、娘を探しにきたのだと言う。しかし警察は事件性がない限り、行方不明の成人の捜査をすることはないと聞き、困り果てた正彦を見かねて、2人はゆりを探すことに。そのうち亜紀が、キャバクラ・ナイトロメオのホステス・セリナゆりが同一人物であることに気づく。

【感想】えーとこれ、事件性はありましたが、ミステリーではないですよねw 犯人はほぼ最初からわかっているし、行きがかり上ゼロ係が犯人を逮捕しましたが、今回のお話を要約しますと、父親に反発して田舎から家出してきた水商売の女性が、犯罪に手を染めようとしているのを説得して、親子を和解させた?w しかも、よくあるパターンではありますが、彼女の裏切りが犯人にバレて、ハラハラするようなシーンもまったくありませんでしたしね。なんだろう、このドラマって、そういうところで期待を裏切りますよねぇ。まぁストレスがないのはいいことなのか。いやいや、ドラマって、主人公たちにかかる負荷をいかに跳ね除けるかを描くモンじゃないのか。ありきたりなストーリーてのもどうかと思いますし、それをいい意味で裏切る展開を見せられると、面白いな~と思ったりしますが、どうもこのドラマは、裏切るというより、そのへんを端折っちゃってるんだよなぁ。あれ、そこは膨らまさないの?もう次いっちゃうの?て感じで。以前、田代が振り込め詐欺グループに潜入する話の時も、そんな感じだったんですよね。あ、そろそろヤバくなる頃?と思ったら、ボスを除いた犯人グループが、縛られて転がされてましたし。なんか、未消化感とでも言いますかね、食い足りない感じがするんですよねぇ。脚本は尾崎将也、あの梅ちゃんを書いた人なのですが、梅ちゃんは面白かったし、毎日楽しみながら見れたんですけど、刑事ドラマには向いてないんだな…。というか、私がこのドラマに向いてないだけなのかもしれませんけどね。つまんねーなーと思いつつももう中盤まで見てしまいましたが、木・金曜は見るドラマが立て込んでるし、そろそろ視聴やめようかなぁ…。作業用BGMとかが欲しい時に、気軽に見るには手ごろなんですけど、そういう見方すると感想書くのがつらいわw もうこのドラマの感想やめていいっすかね…。面白いと思ったら、書くってことで。

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2013/05/28 21:29
お風呂のお湯で異常に気づくなんて、さすが女刑事ですよね。
ひそかに美砂のお風呂シーンというサービスもありましたしw
湯川の等身大のホログラムは、静止したままなので、
確かにおかしかったですね。生き物は生きていれば必ず少しは動くものですからね。
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2013/05/26 21:58
ガリレオ
なかなか、今回は楽しめましたね。
最初から、怪しかった犯人ですが・・・美沙はさすが刑事と思いましたね。何か怪しいなと思ったところに、過飽和が決定的になったのでしょうね^^ところでホログラムの人物像はどうなのでしょうね~流石に一瞬は騙せれると思いますが・・・よく見てしまうと、変に感じるはずだと思いますよ



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