スワジランドの国王が振られていた事が判明
- カテゴリ:日記
- 2013/05/20 23:50:15
南アフリカの中にポツンと独立している国が2つあります。
1つは レソト王国、そしてもうひとつが今回ニュースになっていた国
スワジランド王国です。
スワジランドは一応立憲君主制度となっているのですが、実際には
憲法で国王の強大な権力が保障されているという、絶対君主制の国です。
違いは立憲君主は、憲法が王の上にあり王は憲法に従うのですが、
絶対君主は王は憲法の上にあり、憲法は王が決めると言う違いです。
その物凄い権力を持った王様は妻は何人でも持ってよいと言う一夫多妻制
になっており、毎年新しい嫁さんを国民の中から選ぶために、処女で
容姿に自身のある女性が数万人集まって、国王の前で上半身裸になり
リードダンスを踊って、国王に見初められようと頑張ります。
この国で国王の妃に選ばれることは最高の栄誉であり、女性の憧れ
のはずなのですが・・・
なんと! 7年前に14番目の妃に選ばれた15歳の女性が国外逃亡
してイギリスに居ることがわかったようです。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2326680/King-Swaziland-wants-make-14th-virgin-bride--let-stay-UK-Womans-plea-asylum-fleeing-African-monarch.html
ちなみに記事では、去年 第6王妃が虐待で逃げたそうです。
14番目の王妃に選ばれて逃げた女性は、現在イギリスでスワジランド
で起こっている弾圧を無くそうとイギリスで発言を始めたそうで、
ただの密入国とされてしまうと国に帰らなくてはいけませんが、
国に帰れば絶対権力の国王に酷い場合は拷問を受けるかもしれ
ないと本人は言っています。
その為スワジランド王国で起こっている、言論弾圧などについて
イギリスにあるスワジランド大使館前で週末に抗議デモをして、
亡命が認められるように頑張っているようです。
実際国王に歯向かう反対政党を作るものは逮捕されて暴行を受けて
居るらしいのでただ事ではありません。
ただ、既に一度 政治亡命 の手続きを行ったようですが、恋愛で
逃げてきたのは政治亡命ではないのでは? と言う事でイギリス政府
から亡命を却下されていて、不法入国でイギリス国境局の入国者収容
センターに連行されていたらしいので、そのままだったら強制送還
されるかもしれなかった所を、イギリス労働組合議会が発見し釈放
するよう働きかけたとのことです。
ジンバブエよりすごいことが起こっているとは思いもよらなかったので
日記に書いておきます。 Σ(゚Д゚;;)ノ アワワ
すみません・・・ 元のサイトをよく読んでみたら、
自分が王妃になりたくてなった訳でなく、
第四王妃から声をかけられて、王様が嫁にしたい
と言われたことで逃げたようです。
誤解を招くようなことを書いてすみませんでした。 <(_ _)>
アフリカの習慣は、日本では馴染みの無いものが多い気がします。
なのでビックリ系のネタにはもってこいですね (´ω`)
王様が募集しているのが年に1回ですが、それ以外にも街で見かけて
声を掛けるというのもあるようですから、歳だけでは妻の人数を知ることが
出来ないみたいですね (´ω`)
毎年、1人ずつ王妃が増えるって・・・王様、いくつなんだぁ?