ぼくとロッタの大逆転
- カテゴリ:映画
- 2013/05/14 22:05:15
今年28作めの自宅観賞映画。
ノルウェーのベストセラー絵本「スヴェインとラット」シリーズが原作のファミリー映画。
スヴェン少年は、ハルヴォルセンという名前のネズミ(ロッタ)のネズミを飼っていますが、
大好きな自慢のネズミのことを、家族も学校のクラスメイトも認めてくれません・・・。
ネズミはかわいいですが、ハリウッド映画のような動物と少年との触れ合いは皆無です。
ネズミを擬人化しないのはいいけれど、だからといってリアリティがあるわけでもなく、
なんだか、動物と暮らしたりしたことがない人が作ったのかしらと思ってしまう映画でした。
それに、無責任な飼い主スヴェン少年のせいで、ネズミが周りにとって害獣となっていたのに、
肝心のスヴェン少年自身は、親にも怒らてはいるけれど、それほど反省した風にも見えなくて、
周囲の無理解や偏見と不寛容ばかりが強調されていいるような感じがするのも気になりました。
【Svein og Rotta】2006ノルウェー