Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【お天気お姉さん】【妻はくノ一】

お天気お姉さん
テレビ朝日 金曜夜11時15分~

【あらすじ】ある病院の屋上で、元大リーガーの間瀬が死亡しているのが見つかる。検死の結果、間瀬の死因は脳挫傷。転落死だったということがわかる。だが、その屋上には周囲に高い建物はなく、どこかから飛び降りたり、突き落とされたりすることは考えられない。豪太蜜の味三平に相談をしていると、と話すそこに晴子が現れ、それはダストデビルによるものではないかと言う。ダストデビルとは、強い日射で地面が暖められ、地表付近の空気が渦巻き状に立ち上がる現象で、過去には重さ60kgもあるテントの重しを上空40mまで巻き上げた事例もあるらしい。

【感想】ダストデビル、環天頂アークと、今回は気象学に関する豆知識が2つも出てきましたね。どちらもちゃんと知りませんでしたが、冒頭、カエルやサンダルが上から降ってきた映像がありましたが、ああいうことがあるということは知ってました。ただ、アメリカなんかでは、近くに海がないのに海の魚が落ちてきて、単にダストデビルで片付けるわけにもいかない現象があったことも耳に挟んだことがありますね。環天頂アークの方は知りませんでしたが、向きが逆の虹があるのはなんかどこかで見たような気がします。調べてみたのですが、どういう現象なのかさっぱりわかりませんw ともかく、事件の方は、一見気象が関わっているように見えましたが、実は即死しても不思議じゃない状態の間瀬が、根性で病院まで行って力尽きたという事件でしたね。いや、事故か。死者に鞭打つのは好ましくないですが、作り事の話なので言っちゃうけど、人騒がせというか、はた迷惑というか…w そのせいで豪太たちは走り回るハメになっちゃったわけですからね。ただ、いくらなんでも鍛えたスポーツ選手が、歩道橋の上からてすりを超えて落下するかなぁと思いますねぇ。てすりが老化してて、寄りかかった時一緒に落ちたとかならわかりますが。それなら、間瀬が病院までタクシーで行ったことはわかっているので、タクシーの運ちゃんにどこから乗せたか聞いて、そこでちょうど歩道橋の補修工事なんかしてたら、ヒントになりますよね。よりかかって背中から落ちたなら、落ちた時ちょうど顔が上を向いていますし、環天頂アークがちょうど目に入ったと考えるのも自然だし。なんというナイスアイディア!w しかし見返してみると、老化してもとても落下するようなてすりじゃないなw あと、今回以前私がこのドラマの地雷だと指摘した2人が、何故か反目しあうシーンが、ハラハラし通しでしたw 何故反目し合ってるのかもよくわからないし、かといって演技のせいであまり緊張感も漂わず、それがかえってハラハラする原因にw まぁ同レベルという意味ではトーンが同じで安定感はありましたが、2人を比べるとやはり女優としては一日の長の佐々木の方が上手なんだなとわかりました。やはり2人並ぶと佐々木の方がずっと華があるな。正直壇蜜はどこがいいのかさっぱりわからない。所詮男性相手の芸能人でしょうから、どうでもいいですけど、演技力ないのにドラマに出まくるのはやめてほしいな。オファー出す方が悪いですけどね。


 
妻はくノ一
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~

【あらすじ】静山は、雁二郎と異国の難破船について話していた。静山は船を武装したいと考えており、雁二郎はそれを帳面に記していく。雁二郎はどうやら静山から特別な任務を受けているようだった。彦馬は、面白い商売をしている者がいるという噂を聞いた雁二郎とともに両国に行く。そこでは1両小判を15文で売り、川に投げ込んで来世の幸福を呼ぶという商売をしている男がいた。実はその小判、男の息子で彦馬の教え子・藤松が、川を泳いで回収していた。

【感想】今回はついにミステリーパートすらなくなってしまいました。サブストーリーはありましたけどね。前回も異臭を発生していて人間が水面に近付くと体が危うくなる井戸に沈んだ、何かよくわからない重たい物をどうやって拾い上げるかという、ミステリーとも何とも言えないサブストーリーがありましたが、ものすごく短くて、あってもなくてもいい感じでしたしw しかし江戸では、本当にいろんな商売があったんですね。私が聞いた中で一番面白かったのは、猫のノミ取りという職業。大抵は老女が、時間ナンボで猫のノミを取っていたようです。田舎では考えられないくらい、職業が細分化してたんですね。当時他の国では珍しいくらい人口が過密だった百万都市・江戸には、水道があり、汲み取りも頻繁に来ていたし、リサイクルが発達していたのでゴミはほとんどなく、西欧の街並みと比べても、非常に綺麗な街だったようです。ただ、井戸と下水が近く、そのせいで病気が蔓延することもあったらしいです。ま、だからこんな商売があっても不思議ではないですね。今だったら子供にこんな過酷な労働をさせたらお縄になりますが、この当時、母親はおらず、父親は足に障害を抱えていては、できる商売も限られていたのでしょう。今と比べて格段に肉体労働の職業が多かったでしょうからね。子供が泳いで小判を取りに行くから、わざわざ川に的を作って、そこに目がけて投げさせていたんですね。いろいろ考えるなぁw しかしまだこの後生小判は、投げた人はそれで満足するからいいですが、彦馬が考えた狸の像に入った男の娘を沈める商売は、重くて抱えられないので、そりゃ不満が残りますわなw あの狸の像、そんなに重かったのかなぁ。男3人がかりで運んでましたよね。そして、それまでまったく剣術に興味がなかった彦馬も、ようやく剣術を始める気になったようで。まったくモノになりそうにないですがw 道場では木刀でさんざん殴られてましたが、江戸時代では既に、竹刀を使っていたらしいです。このお話は江戸の後期ですので、木刀を使っているのはおかしいですね。まぁすごい細かいことですけどw ところで織江が静山の軍船を描いた文書を盗み出しましたが、これでもう静山の屋敷は引き払うんでしょうかね。この文書が幕府方に渡ることで、静山の立場はどうなっちゃうんでしょう。彦馬を殺せと言われた織江もどうするんでしょうね。どうもこの話、あまりいい結末を迎えそうにないですよね。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.