✪ 道化師
- カテゴリ:30代以上
- 2013/04/29 23:19:40
怒ることのないピエロ。
褒められることもないピエロ。
そんなあなたに私はなりたい。
黄色のステージライトが輝く、
少しうす暗い舞台の上。
真っ赤なカーテンに隠された見えない場所で、
観客が作り上げた透明な十字架にかけられる。
喋りすぎることはなくおどけ続ける哀しいあなたに、
私はこみあがる涙のかわりに笑いをこぼしました。
誰も傷つけず誰にも愛されない、
そんなあなたに私は憧れる。
褒められることを望むわけでなく、
忘れされることを恐れるわけでもなく。
仮面をつけて笑うあなた。
寝苦しい夜には、
ねじれてしまいそうな哀しみの輪郭とともにあいまいになる。
これは私なりのものです、捉え方はいろいろでし。
ピエロは悲しくてもおどけて笑いをとるような
我慢の象徴のようなイメージで
悲しい人に思えて
好きではありませんでした。
ちょっと大きくなって
何かの本で
ピエロが我慢をして笑いをとるのではなく、
人を笑顔にしたくてそういう演技をしているのだというような
内容を読んで、少し考えが変わりました。
無理やりではなく、
自己の信念で演じているのだというところが
私の受け止め方を変えました。
今回の文章は、ちょっと昔のピエロのイメージに重なりました。
我慢をするような内容のものがおお
笑って~許して~。
ピエロさんもそうかもしれませんね。
夜中に出てこないように。
スターですから。
注目~。
季節は巡る~~。
もうずっと前から
ピエロにはなれないのかな・・・
石のような強い意志と意思
ピエロには あと何が必要なのかな?
春を飛び越えて
寝苦しい季節 もうすぐ来るのかしら??