Nicotto Town



リズム感習得法(ホントにそれでできるの…?編)

村上“ポンタ”秀一という方をご存知でしょうか?
多分ほとんどの方が「?」だろうと思いますが、
彼こそ知る人ぞ知る、日本屈指のドラマーで
矢沢永吉さんのバックでドラムを叩いたりもしている
とっても有名な方です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/村上秀一

彼の話しがとっても面白いので、ちょっと書いておきます。

彼が出ていたTVを2度程観たことがあるんですが、
「ドラムが上手くなるには?」という質問には
必ず「ドラムはね、歌えれば叩けるんだよ」と答えていました。

どういうことかというと「ドンドンチャ、ドンドンチャ」と
リズムを口ずさみながら叩く真似をするだけで
ドラムで練習しなくても、実際に叩けるようになるというもの。
それを実践していたのが、テレビ東京で放送していた「豪腕!コーチング!!」という番組。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gowan/back/060814.html

簡単に説明すると、プロの先生が全くの素人を1週間で特訓して
生徒同士が対決するという番組で、その回はドラム対決。生徒はまちゃまちゃさん。
かなり前の放送だったので、記憶があいまいなので、
一部間違っているところもあるかもしれないので、ご勘弁を(汗)

彼は、まちゃまちゃさんに課題曲(かなり難しい曲)を聞かせて
「まるまる一曲暗記して、(ドンドンチャ、ドンドンチャって)歌えるように」といい、
3日目辺りまで、ドラム実際叩くこともなく、スティックの使い方すら教えませんでした(確か…)。
まちゃまちゃさんが課題曲を覚えた頃に、ようやくドラムを叩くことになるんですが、
「どういうリズムか」とか、「どう叩くか」などは一切教えませんでした。
ですが、細かい部分はともかく、ちゃんとリズムを取って叩けるのです(驚き!)。
結局まちゃまちゃさんは、この勝負で負けちゃうんですが、相手よりも圧倒的に上手く叩けてました。
もちろん、ちゃんと一曲叩けていたのはいうまでもありません。
僕は、音楽に関しては全くの素人ですが、この方法が「曲を理解する」ということなのかもしれませんね。

さて話しは変わって、この方法がギターで応用できるのか? といえば
「結構使えるかもしれない」というのが僕の印象です。
「ブルーバード」を例にして上げると、この曲は
非常に難しいコード進行で、微妙なところでコードが変わっていきます。
本などを見ながら弾いていると「?」がいっぱいですが(汗)
曲を歌いながら(僕の場合「ジャッ、ジャッ、チャー」と歌ってます)
合わせてギターを弾く真似をしていると、
「どこでコードが変わっているのか」が、なんとなくですが分かってきます。
それに「こう弾いたらカッコいいかな?」とか「この方がボーカルが歌いやすいかも」
みたいなことも、頭に浮かんできます(アレンジに繋がってくるのかも…)。

まあ、それで実際にギターを弾いてみるワケですが、そんなに上手くいきません(笑)
でも、何もしていないよりも圧倒的に弾きやすいのは確かです。
また、自分のコード進行で「何処のリズムがズレているか」が、分かりやすくなった気もします。
そしてこの方法の一番良いところは、実際のギター無くても練習できることです。
この方法は、手っ取り早くいうと「イメージトレーニング」なんですね。
空いた時間や、楽器を手に出来ない状況でも少なからず練習になり、とっても効率的です。
何だか信憑性の低い話しですが、ご興味のある方は試してみるといいかもしれません。

それにしても村上“ポンタ”秀一、エリック・クラプトンや
スティーブ・ガットとも知り合いなのか…(汗)




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