運命のボタン
- カテゴリ:映画
- 2013/04/26 21:10:14
今年23作めの自宅観賞映画。
リチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム(, )」を基にしたサスペンス映画。
ある日、ルイス家の玄関の前に置かれていた箱には、赤いボタンの付いた木製の装置が入っていた・・・。
赤いボタンを押せば、誰かが死に、100万ドルが夫妻のものに。
期限は24時間。
ボタンを押すか押さないか。
裕福ではなくても標準以上に見える幸せな一家で、NASA技術者の夫と教師の妻が、
どうして他人の死と引き換えに100万ドルを手にしたいと思うのか、わかりませんでした。
軽いノリでボタンを押してしまうという展開でもないのに、とくに夫妻の葛藤の理由付けもなく、
納得できなさすぎて、その後の展開も不自然さが目についていまい説得力が感じられず、
もっと、おもしろくできそうなのにと残念に思ってしまいました。
ありがちなSFオチで、“赤いボタン”の目的は説明されます。
キャメロン・ディアスは、コメディ映画の方がいいと、しみじみ思いました。
【The Box】2009アメリカ