Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【遺留捜査】【家族ゲーム】

新番組 遺留捜査
テレビ朝日 水曜夜9時~

【あらすじ】女優・遠野麻理子が初主演映画の記者会見で、同映画を手がける映画会社の専務・玉木との交際宣言をした日の深夜、撮影所で爆発事故が発生し、現場から相馬というフリージャーナリストの死体が発見された。しかも相馬の腹部には、ナイフのようなもので刺された痕があった。月島中央署刑事課の面々は、さっそく殺人事件の線で調べを進めることに。そんな中、糸村相馬の鞄の中からハーモニカを発見。なぜ被害者がそんなものを持ち歩いていたのかが、気になってしまう。

【感想】ウホッ! 初回から1回で片付く話と思いきや、事件はまだ終わってないようですね。途中、スーツケースに入れられた死体が発見されたという過去の事件が出てきてからというもの、こりゃ遺留にしてはかなり複雑な事件だなぁと思ったのですが、最後はとんとん拍子に片付き、すごい長い3分で犯人もわかってしまったので、意外と簡単に片付いたなと思ったんですが、そうだった、爆発があったんですよね。そもそも、事故現場にあった遺体にあまり損傷がないのを見て、何故証拠を隠すためなら、火をつければいいのにわざわざ爆弾を用意してまで爆破しなければならなかったんだろうと思ったんですよね。相馬を殺したのは麻理子で、麻理子が彼に殺意を抱いていることは、誰も知らなかったはず。マネージャーの女は麻理子をかばって嘘の証言をしていましたが、最初から知っていたとは思えない。つまり、爆破事件の犯人は、殺人現場の後始末をしようとしたのではなく、相馬を殺すことが目的だったと考えられます。誰かに麻理子を現場に呼び出すところを聞かれたとか、相馬は犯人ともそこで会う約束をしていたなど、犯人は相馬がその時間その場所にいることを知っていたんでしょうね。となるとやはり、怪しいのは映画会社の専務の娘で新人女優の愛川みちるの周囲ってことになります。最後頃に起きた爆発に巻き込まれたのも、みちるのマネージャーらしいですからね。ところで、この枠は東映が制作しているので、こういった映画会社をネタにするのはとても簡単なのですが、逆に専務の娘がゴリ押しで女優になったり、シャブ中だったりという内容を、よく作れたなぁとw まぁ実際あるようですからね。東映は特撮で稼いだ分を、吉永さゆりの映画で使い切ってるとw 逆に言えば吉永さゆりの映画を作るために、特撮の映画を乱発してるとかw 東映の社長が根っからのサユリストらしいですな。ま、それはいいとして、気になったのは佐久間と二宮が捜査1課の手伝いに駆り出されるということ。まさか次回から出なかったりするのかな? ハンチョウで4人のメインキャストから2人抜けるという悪夢のような前例がありますからね…。何か不安になってしまいますね。特に佐久間は糸村に批判的だったのに、今回は激励を送るようなそぶりを見せてますからね。自分とはやり方は違うけれど、糸村の手腕も認めざるを得ないというような。この2人が抜けるとちょっと寂しくなるなぁ。前シーズンでも田中哲司演じる長瀬が殉職してるんだから、人員補充とかしないのかなぁ。


 
新番組 家族ゲーム
フジテレビ 水曜夜10時~

【あらすじ】家庭教師の吉本荒野沼田家にやって来る。出来の悪い次男・茂之のために、母親の佳代子がインターネットで見つけた“100%東大合格”を謳う吉本のホームページを見つけて依頼したのだ。吉本は、まず家族面談を行うと沼田家一同をリビングに集める。塾に行っていた長男・慎一を呼び寄せるため、佳代子が事故に遭ったと嘘の電話をしたという吉本に、一同は不安を覚える。父親の一茂佳代子慎一は揃ったが、肝心の茂之が顔を出さない。中学3年生の茂之は、登校拒否の引きこもり状態だった。

【感想】これも、見るつもりはなかったんですが、ちょっとだけ暇つぶしのために見ていたら、ぐいぐい引き込まれてしまいました。原作は小説で、今まで3度映像化されてきましたが、有名なのは松田優作主演の映画ですね。他にも主人公は鹿賀丈史、長渕剛が演じたことがあります。特に長渕のは人気があり続編まで放映されたらしいので、記憶されている方もいらっしゃるんじゃないでしょうかね。私はどれも見たことはないんですけどねw ともかくこの主人公を演じてきた人の特徴としては、顔が長く大人っぽい人物という共通点がありました。しかし今回吉本を演じる櫻井は、年齢的にはもう立派な大人ですが、どちらかというと背も低くベビーフェイスで、演技も嵐の中では2番目か3番目くらいというのが定評。この難しい役を演じることができるんだろうかと、放映前から不安の声が挙がっており、私もそう思ってました。しかし見てみると面白い。ともかく、救いようがないんですな、この話。中学生の茂之がイジメられて不登校になっているのですが、そのイジメ自体も心が凍りつくのですが、茂之を学校に行かせようとする吉本の手段もえげつない。吉本は暴力を奮ったり、嘘をついたり、勝手に家をリフォームしてその請求を沼田家に押しつけるとか、とんでもない非常識な人間なのですが、何か確固たる信念があると思わせる部分もあるんですよね。普通、いじめられてる子供って、どう接していいかわからないところがあるじゃないですか。慰めても励ましてもいけないような気がする。でも吉本はそこで責めてしまうんです。逃げるなと。これだけ言うと普通ですが、もうかなり鬼気迫る表情で、今にも殺しそうな雰囲気で言うんですよ。これは怖いよ。なんでイジメの被害者が、更にここまでされなきゃならないのかと、正気に返ると疑問に思うのですが。茂之だけでなく、一見紳士的で有能な一茂はエリート意識が強く、佳代子はご近所の世間体ばかり気にしており、優等生の慎一は家族への愛情が薄いなど、全員が問題を抱えており、茂之の不登校はそういった家族の歪みが一点に集中した結果のように思えます。何かに似てるなぁと思ったんですが、これは家政婦のミタに似てますね。問題を抱えながらも何とか平安を保ち生活している家族の中に、変人が放り込まれさんざん引っ掻き回されるという構図がそっくりです。ミタの場合家族はちゃんと再生できましたが、このドラマではどうなるのか気になりますね。迫力ある映像と、意外な展開で楽しめるのですが、やはり問題がないというわけではなく、櫻井の演技力がちょっと…。いや、がんばっているのはわかります。彼も頭はいい方ですから、自分に与えられた役がどれだけ重いか、充分に理解しているはずです。ただ、ちょっと力み過ぎなんだよな。こういう役は、力を入れるところはメーター振り切れるくらい力を入れ、力を抜くところは音声大きくしないと聞き取れないよってくらい静かな演技をした方が、メリハリがついていいんですが、櫻井の場合、力を入れるところはいいとしても、抜かなきゃならないところで、つい溜めてしまってるような気がするんですね。もうちょっと自然な演技にした方がいいと思うなぁ。でもがんばってると思うよ。ドラマ全体を見ると面白いしね。これは視聴決定だなぁ。最初30秒ほど、3人がソファーに座って黙ったままのところは、よほどチャンネル変えようかと思いましたけどねw 見ててよかったわw

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2013/04/19 11:23
私も1分くらいあったかな?と思ったのですが、とりあえず少なく見積もってみましたw
どらあんさまのところのお子様は、どの子もスタイルがよく運動が得意のようで、
どちらかというとクラスでは人気者のタイプではないのでしょうか?
まぁでも今時は、今日は人気者でも明日はどうなるかわからない、怖い時代のようで、
ご両親としては何かと気になっちゃうところだとは思います。
櫻井はどうしてもバラエティでのイメージが強いので、マジメな演技をしても
コントのように見えてしまうのがつらいところですね。
彼は育ちがいいので、その育ちのよさを逆に活かせないかな、などと思ったりするのですがねぇ。
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2013/04/18 15:07
家族ゲーム
最初の場面は、30秒ほどでしたか・・・私は、もっと長く感じましたね。ついテレビの音声をどんどんあげてしまいました・・・
うちにも、中学3年の息子がいるので、気になってみることにしまいたが(でも、うちの息子とは、全然共通点はありませんよ~)・・・これくらいの時期の子供って、難しいですよね~やさしくすれば、なめられるし、厳しく接すると、反抗するし・・・
櫻井は、私も頑張っていると思ったし、勝手にリフォームしちゃうとことか、契約書をささっとつくってサインさせちゃたり、サウナでのシーンも面白かったですが・・・ミステルアスな雰囲気がだせてないですね・・・・もう少し明暗を出せるといいのですが・・・
内容的には、面白いので、来週も期待しています^^



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