ピクニックに行きたい場所
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/04/08 20:44:51
このお題を見たとき、今までに一番思い出に残っているピクニックは何かな、と考えた。
チベットのショトン祭、ホテルの人たちが盛大に催してくれたピクニック、一人旅の時、スーパーで棒パンとパテやチーズを計り買いし、サンドイッチにして安ワインと食べた列車ランチ、色々思い出したが、一番印象に残っているのは、子供等と毎年行った花見。
そのころ近所にマックがあった。
桜の季節になると仲良しの親子と一緒にマックに行って、ハッピーセットを買い、ちいさな神社に行く。
その神社は自治会館兼になっていて、祭りの日以外はとても静かだ。
大きな桜をたった二つの家族で楽しむ。
うちは普段、ハッピーセットなど買わずに大人のセットを分けていたから、子供等にはそれだけで特別な日だった。
いつもよりパクパク食べて、端にある遊具で遊ぶ子供等を見ながら、そのお母さんとのんびり話した。
普段の公園行きよりほんのちょっとゆったりした時間。
そうでなければ、戸塚の駅前。
戸塚駅には「開かずの踏み切り」があった。
東海道線、横須賀線のほか、長い貨物線や寝台特急、成田エキスプレスなんかも通る。
ここに子供とよく行った。
戸塚商店街は食べ物が安いが、肉屋で揚げ立てのコロッケとから揚げを買うのが常だった。
それをもぐもぐ齧りながら、列車を見るのだ。
フェンスにかじりつくようにして。
子供を残して、大急ぎで銀行に走ることもあった。
してはいけないことはわかっていたけど、こちらも用事を済ませなければならなかったし、子供は少しでも長く列車を眺めていたかったのだ。
大急ぎで走って帰ると、子供らが「こんな列車が通った」と教えてくれる。
そういう時だけはとても仲良く、お利口に待っていてくれて、毎回「ありがとうね」とぎゅうっとだきしめずにいられなかった。
もう一つ、懐かしいのは毎日通った公園。
一時期ここにパンのバンが来る事があった。
おいしそうな出来立てのパン。
たくさん買いたいのは山々だけど、予算はきつい。
いつも子供たちに一つだけ好みのものを選ばせ、後は大きなくるみパンを買って腹を満たすようにしていた。
パンを買った親子は、三々五々ベンチに座ってパンを食べる。
中天のお日様、おいしそうにほおばる子供。
食べ方が下手で落としてしまい、泣きべそをかく姿。
「アリさんにいいことしたね。みんなきっと喜んでるよ」
と言うと
「アリさん、こっちおいで。アリさん、おいしいよ」
と一生懸命話しかけていた。
近いけど、もう行けない場所だ。
と思っていたが、案外そんな事はない。
先日、花見をした。
私は土日も仕事が入ることが多いのだが、4時くらいには終わる。
仕事帰り、家に電話をして花見に誘った。
思い出の場所とは違う、でもここもよく遊びに来た、近所の公園だ。
コンビニで熱燗を買ってちびちび飲んでいると、弁当とビールを持っただんなが来た。
置き手紙を見た子供等も来て、みんなで弁当をつつき、それからサッカーめいた遊びに興じた。
中学を卒業した生意気盛りの兄ちゃんも、友達の家から公園に直帰。
ピクニックはこんなもんでいいと思う。
わざわざ「行きたい場所」なんて言わなくていい。
ただちょっとしたものを持って外に出、楽しく食べればそれでいいのだ。
先日はご挨拶しかできずにすみませんでした。
私も掃除はしたいのですが、なかなかできず、汚れた部屋を見つめる日々です。
せめて壊れた障子の桟だけでも何とかしたい!
と思いつつ、あさってからは通常の仕事です・・・
いつもすれ違いですけどちらっとでもお会いできてうれしかったです^^
これですよね~
どこに、じゃなくて誰と、どんなふうに。
こんなGW期間は余計そう感じます。
今日はふられまくって暇だったので換気扇など掃除しました。結果オーライですね^^;