☆レッド・サン
- カテゴリ：映画
- 2013/04/05 00:25:12
個人的には大好きなんですが、最近西部劇って見かけること少ないですよね。
ただ、この映画は普通の西部劇とは違います。なんと三船敏郎が時代劇そのままの姿で出演していますし、製作がフランスなので、フランス語です。また、アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンのものすごい顔合わせです。
【スジ】
日米修好のために合衆国大統領に宝刀が送られた。その護衛として日本国大使・坂口備前守（中村哲）と黒田重兵衛（三船敏郎）、名室源吾（田中悟）が送り込まれ、一行は特別列車でアメリカ西部を東に向っていた。ところが、この列車には金貨の納められた郵便車が連結されていて、これをボスのリンク（チャールズ・ブロンソン）と相棒のゴーシュ、（アラン・ドロン）の強盗団一味が襲った。さすがに大物強盗断団のすることで、警護騎兵隊の意表をついた見事な策略だった。さらにリンクとゴーシュは大使一行の特別車に押入り、宝刀を持ち去ろうとした。その時、名室はゴーシュに斬りかかるが逆に射殺されてしまう。また、ゴーシュはボスになろうとして郵便車に残っていたリンクを貨車もろとも爆破してひきあげていった。
このままでは済まされないので、大使は黒田に７日間の猶予を与え、宝刀奪還を命じた。そして、黒田は負傷したリンクを手当し、ゴーシュ追跡の案内役に立てて出発した（ここからがこの映画の面白いところです）。
リンクは黒田のスキを見ては逃げ出そうとするのであるが、いつも押えられていた。ところが、盗賊に襲われた一家の危難を救ったことをきっかけに二人の間には奇妙な友情が生じてきていた。
二人はサン・ルーカスの町へ来た。ゴーシュの情婦クリスチーナ（Ｕ・アンドレス）を迎えにきたゴーシュの手下を一気に倒し、そのまま追跡を続けた。そして、ゴーシュはリンクを迎え撃つために指定場所の教会へ向った。リンクたちは遅れて教会に着いたので、先廻りしていたゴーシュに捕らわれてしまう。ところが、この時コマンチ族が襲撃してきた。突然の事態に、ゴーシュのみならず、リンク、黒田も協力してコマンチ族に反撃した。なんとかコマンチ族を追い払ったのであるが、三人は再び対決することになる。コマンチ襲撃の時に宝刀を取り戻した黒田だったが、源吾の復讐に燃え、金貨の隠し場所を知るまではゴーシュを殺さないというリンクへの約束も忘れて斬りかかった。しかしゴーシュの拳銃の方が一瞬速かった。
しかし、その後リンクは黒田の仇を討つことになる。
