✪ 地底 1
- カテゴリ：30代以上
- 2013/03/29 23:48:44
広い国道のいちばん外側の車線を、
鮮やかな赤いランプをつけたタクシーがゆっくりと走ってくる。
今夜も仕事で遅くなってしまった時計を見ると、
買ったばかりのデジタルの腕時計は２６時を表示している。
「ハァーなんだょこの時計壊れたか ? 」
そんな時間がわからないまま手をあげてタクシーを待つ。
タクシーは私の前に静かに止まった、
車内はかすかにタバコの香りがする。
「渋谷へお願いします」
「渋谷ですね」
眠らない街の眠らない人たちがこんな時間にもまだ通りを歩いている。
深夜まで開いているコーヒーショップには、
真昼のような灯りがともり窓際の席には若い男女が占領している。
車はわずかに渋滞しはじめた。
「こんな時間に混むんですね」
「なに、工事ですょ」
窓の外はビル街に変わっている。
「工事って、なんの工事ですかね」
「ガスか下水の工事だと思いますょ、この時期はいつもそうですから」
灯をおとしたバス停のベンチに眠るように男が座っている。
酔っ払らっているのだろうか、
ひとりで泥酔いしている人を見るのは淋しい。
なぜひとりなのだろうかと、つい考えてしまう。
「お客さんこんな時間まで、デートですか ? 」
「いえ、チョツト仕事で」
灯りの少ない通りにさしかかった。
何気にバックミラーに映った運転手の目が、
赤い色に光った。
私の場合は休みも不規則なので曜日感覚も狂ってます。
春休みもそろそろ終わりでしょうか、道が混むかな～
爆弾低気圧のおかげで、桜は散ってしまいました。こちらはすごい風でした。
桜まつりも延期ですが、きっと桜はないのかも、屋台がちょこっと出るようです。
まあ屋台は楽しみです☆彡
午前中車の中から、いつもの道、桜はほとんど散っていました。
また来年綺麗な花を咲かせてね✿
素敵な１週間になりますように☆彡
ギャォーーーーーン。
安全運転で～～～。
遅い日もあるってことで。
お疲れ様です＾＾
赤い目・・・怖いです・・。
これって・・・怖い話・・・ちゃうゃん。
それを聞いてきますか。
完全な見切り発車でし。
地底時間なのでしたーーー。
((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ
寝るまで表示がリセットされないのね。
２８時・・・３０時
４８時・・・徹夜もうできないわ。
物語の鍵は時間。
地底人をイメージ。
勢いで書いてたら…路線がーーー。
目が覚め空をみたら青く光るかな。