母が、やっと帰れるとの事で退院手続き兼お荷物持ちに駆り出され
今日も病院へ

「う～まんまきゃえりゅ？（・▽・）」　※　翠、ママ帰れるの？
「うっちぃ～にぇ♪　（＾▽＾）　」　※　嬉しいねぇ～♪
「怒られそうだけどなぁ・・・（ーー）」

あの荒れ果てた家の中を見て母がどんな顔をするか想像はつく・・・
例えるなら、片付けをしないで家に火をつけた方が早いかな？ってくらい散らかってる。

頑張ったんだよ！俺だって、俺なりにさ・・・
でも、人間無いふ向きがあるんだよ。
俺には、運動の才能はあっても家事の才能は欠片ほども無い事を思い知ったのさ！
世の中の主婦の方、貴方たちは凄いです。
心から、尊敬しますヽ(´Д`；)ﾉ

そんなこんなで、病院。
小学生以下のお子様は、病室に入れないのでディルームという所で待たせ
俺は病室へ

「(´Д｀)ﾊｧ…・・・俺だけ帰れないのかぁ～寂しい」
「大人しく入院しとけよ。どうせそんなで帰っても邪魔だから」
「支度できてんの？」

父は、まだ入院してなくちゃいけないので置き去り
自分も帰りたいと駄々を捏ねていた。

「双子は？」
「ディルーム。ホラ」

携帯を父に渡し、双子とTV電話。

「パパは、帰れないんだって(´；ω；｀)寂しいよぉ～。パパも帰りたいよ～」
『ぱ～ぱ、いっちゅきゃえりゅ～？』　※　パパ、いつ帰れるの～？
「分かんない・・・パパ一人じゃ寂しくて泣いちゃうかもしれない・・・(ﾉД`)ｼｸｼｸ」
『ゆ～（りゅ～）いっちょいちぇあげりゅ～！』　※　ユイ（ルイ）一緒にいてあげる～！
「馬鹿なこと言ってんじゃなぇよ！双子来るからな！」
「大体オカシイじゃん！何ですぐそこまで来てるのに会えないんだよ！」

「ぱ～ぱぁ～どきょぉ～！？」

父に、余計な事を言うなと言っていれば廊下から双子が父を呼ぶ声がする。

「ぱぁ～ぱぁ～！！」
「ユイ、ルイこっちだよぉ～」
「「バカタレがっ！！」」
俺と母は、父に文句を言い廊下で騒いでいる元凶の元へ

「まんまぁ～（・▽・（・▽・）」

母を、見つけニコニコ駆け寄ってくる双子。

「まんまぁ～きゃえりゅ？（・▽・）」
「帰るよ～＾＾♪」
「きゃ～♪(≧∇≦)/(≧∇≦)/きゃえりゅ～♪」

廊下で、三人キャッキャ♪話し込んでいるのを横目に看護師さんに誤ってる俺。

逆だよね！？普通は逆だよね？！

「翠、帰ろう。車だろ？帰りにスーパーに寄って行こう」
「いっく～♪ヽ(・∀・)ノヽ(・∀・)ノ」
「先、行ってろよ。荷物持ってくる」

一旦、荷物を取りに病室に戻った俺に不思議そうな顔の父。

「・・・・・・・・・・・・・（・ー・）」
「・・・・・・・・・・・・・じゃ(・、・)ゝ”」

「え～！？」

双子が来ると思っていた父だが、双子は母と先に病院の外へ向かって来ない。
騒いでいる父を、看護師さんに頼んで俺は荷物を持って車へ。

父は、まだ当分入院するみたいだけど
まぁ母が退院できたので良かったです。



～おまけ～

「何だコレ？（ー。ー）」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「いっぱ～よぉ～（・。・（・。・）」　※　いっぱいだよ

「どうやったら、ここまで散らかせるんだよ！」

散らかりに、散らかりまくった家の中を見た母が激怒
帰宅早々大掃除が始まったのは言うまでもない・・・