クラークコレクション
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2013/03/26 22:01:37
というわけで、お仕事の打ち合わせの後
東京丸の内でクラークコレクションを見てきました。
先に行っていた友人からよかったよ。とお墨付きもあったけど、
ほんとに素敵でしたーーー。
絵画って、印刷物では絶対に出ない色なわけですが、
印象派は特に、とくに印刷物のがっかり度が高い。
画集や、ハガキは哀れなほどくらい色合いになるので、
本物があるんだったら、見ないと損!!
やっぱ、モネやルノワールの色味、素晴らしく綺麗。
もともとそんなにルノワールさんの絵を好きーー!!とは思ってなかったけど、
タマネギや花の静物画は、ほんとに素敵でした……。
色味が実にルノワールの上、明るくて透明感もあって、
つやっつやしてて、でもぱりぱりのあの皮の質感までちゃんと出てて。
肖像画にしても、なんであんな適当っぽい(笑)のに写実的なんだか。
クラークさんって、実に趣味の良いコレクションをお持ちのようで、
どれもいい絵でした~~。
お勧めですよ♪
サイズや、刷り色、複写時の問題から、どうしてもがっかりになっちゃいますよね、ポストカードは…。
だから、実物を思い出すとっかかりとしてだけ買う事にしてます。
ところで、このクラークコレクションは、6月8日から、兵庫県立美術館に巡回しますよ〜。
いけそうだったら、是非!
やはり人の手で描かれた物は魂があって、素敵ですね。
あー、私も見たかった‼
写真も素敵なんですが、絵は、描いた人が描きたくないものはかいてませんし、
描きたいものは付け足してでも描いてます。色も変えます。
他のものを見ながら、その人が見えたイメージを再現する、
もしくは美しいとおもうように変更する、
あるいは「これだったらくどけるだろう」と、描く
いろいろ変更がききます。
だから、「あ、これすきー。」「これは、人気あるかもだけど、私は嫌いー」
そんな見方で大丈夫です。というか、それでいいとおもいます。
本当は、余計な知識なんてつけてないほうがいいのかもしれません。
新国立の「印象派展」も素敵でしたが、こぢんまりとはしていますが、
「クラコレ」も、ほんっとにおすすめですよー!!
絵が好きになったのも、ほんと最近なこと。
今までは、写真があるのに、なんで?
って思ってた。
絵は、描く人の意図があるから、素敵。
その価値観を共有できるか、できないかが、
楽しみなんじゃないかな。って、最近、
そう思いながらの美術館めぐりしています。
私なりのめぐり方、私だけのめぐり方かもです。