Nicotto Town


初めまして


ダメな兄ちゃんの子育て奮闘記⑩



春休み――・・・

ポカポカ陽気で、お昼寝に運動にいい季節なこの休み。

な!ハズなのに~!!

「う~、まんまぁ~♪(^0^)」 ※ 翠、ご飯~♪
「う~、あしょぶ~♪(・▽・)」 ※ 翠、遊ぶ~♪

俺の平和な春休みを邪魔するこのチビデビ2匹が毎日×10

「あ~、じゅ~しきょぼりぇちゃ(・。・)」 ※ あ~、ジュースこぼれた
「何でこぼすんだよ~!Σ(゚△゚lll)」
「う~、おちっきょ~(・。・)」 ※ 翠、おしっこ~
「1人で行けよ~」

今日も、今日で双子に朝から振り回されてのんびりしていられない。

「う~、おきょりゅ~だめ~!!(>△<(>△<)」 ※ 翠、怒る~ダメ~!!

ピコン!ピコン♪

何か気に食わないと、愛用のピコハンで俺を殴る。

「朝から、うるせーなお前ら(´ぅω・`)」
「やにょ~(・△・(・△・)」 

何故か昨晩いきなりやってきた母の悪友。
勝手に風呂に入り、勝手に出前を取り(俺たちの分も)自分の家状態
まぁ、母の悪友皆こんな感じ。

「やにょ~(・▽・(・▽・)あしょぶ~♪」 ※ 矢野、遊ぼう~♪
「あ~?何やんだ?」

双子を抱き上げ、ソファーに座りTVをつけ双子と何か話し込む矢野くん
この人、結構もてるくせに未だに何故か独身・子供好き。
(俺もチビの頃から結構遊んでもらっている)

「矢野くん、何しに来たの?」
「子供だけじゃ、色々危ねぇし。大人がいた方がいいだろ」

一応子供だけのこの家に心配して来てくれたみたいだ。

クッシュン!

「・・・・・・・猫がいる・・・」
「え?」
「にゃきょ?(・。・(・。・)」 ※ 猫?

ウチには、犬はいるものの猫はいないはず・・・

「あ~♪(・▽・(・▽・)にゃ~きょ~♪」 ※ あ~猫~♪

双子が、ウッドデッキに向かって駆け出しデッキのドアを開ければ
隣の家の子猫が遊びに来ていた。

「にゃきょきちゃにょ~?(^▽^)」 ※ 猫、来たの~?
「いいきょだにぇ~♪(^▽^)」 ※ いい子だね~~♪

クシュンッ!クシュン・クシュン!!( >д<)、;'.・ ィクシッ

突然、矢野くんがくしゃみ連発しだして俺も、双子も唖然。

「ねぇ・・クション!そと、クシュンッ!だ・クシュン!!」

もはや何を言っているのか理解不能な状態でくしゃみ連発。

そうだった・・・この人母、曰く【猫センサー】だったんだ

つまりは、猫アレルギー
猫が近くにいると、くしゃみが出まくり涙か出てくる体質らしい

「どぉ~しちゃにょ~?(・。・)」 ※ どうしたの?
「おきゃじぇ?(・。・)」 ※ お風邪?

ソレを知らない双子は、子猫を抱いたまま矢野くんを心配して近づく。

「つっ、クシュン!クシュン( >ε<)クシュッ」
「だじょび~?(・。・(・。・)おくちりにょむ?」 ※ 大丈夫?お薬飲む?

涙ボロボロ、くしゃみは止まらず近づくなと手をふる矢野くん

「やにょぉ~(;△;(;△;)だいじょび~?」

くしゃみが止まらない矢野くんと、ソレを心配して近づく双子
この状態を見ている俺は面白いが^^;

双子に、言葉が通じない事が分かり矢野くんは帰ってしまった・・・

あんた、ホントに何しに来たんだよ~!


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2013/04/16 01:32
今・・読むと・・回顧録のようだ・・・(*´∀`*)あは・・



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