Nicotto Town


初めまして


ダメな兄ちゃんの子育て奮闘記⑥



今日は、お休み
双子もお休みで朝から何時ものごとく煩くてたまらない・・・

「う~、まんま~(・0・)」 ※ 翠、ご飯~
「ぐ~よぉ~(・0・)」 ※ お腹すいたよぉ~
「わんU・ω・)ノ」 ※ 飯、まだ?

本当なら、俺もそっち側で朝飯ができるのを待っているはずなのに
ここ毎日奴隷のように双子にこき使われている。

今なら、シンデレラの気分がよくわかる俺(ノД`)シクシク

「う~、がっきょおやちゅみ~おんもいっく~(・▽・)」
 ※ 翠、学校お休み、お散歩行く~
「いっく~(^▽^)」
「行かねぇよ」
「やぁ~(>△<(>△<)」

腹が減った、遊ぶ、散歩行くが双子の三大用語。

この間天気が良かったので公園に連れて行ったのがいけなかったのか
天気がいいとすぐ外に出たがる双子。

俺も、インドア派ではないけど
双子がいると家にいた方が楽なので外に出ないように
双子の好きそうなDVDを借りてきたりお菓子を買いだめしたりと
頑張ってるのに
この双子俺の言うこと聞きやしない(・д・)チッ

双子が、家の中で大人しく遊ぶ事は何かと考えるけど・・・浮いてこない。
こういう時、年が離れていると考えが違いすぎて困る。

「う~あしょぶ~(・。・(・。・)」 ※ 翠、遊ぼう~
「お前ら、いつも何して遊んでるんだ?」

「おっちゃきぇっきょ(・▽・)」 ※ 追っかけっこ
「無理だろ(足の長さが違いすぎる)」
「きゃきゅれんびょ~(・▽・)」 ※ かくれんぼ
「・・・・・(それならできるか?)」

って事で、家の敷地内限定で始めましたかくれんぼ!

「はい、めっけ!」
「や~(><(><)」

が、あっけなく見つかる双子。

お前ら、別々に隠れろよ(ーー)

同じとこに隠れ、おまけに犬8匹も一緒なので簡単に見つかる。
今度は、俺が隠れて双子が見つけることに

「う~、みちゅけりゅ~(><)」 ※ 翠、見つけてやる~
「ワン▼・ェ・▼)」 ※ 任せろ!

双子が、犬たちを使うことは目に見えているので
着ていた服をあちこちにダミーとして隠し
ファブリーズを巻きながら隠れ場所を探す。

やるなら徹底的にが俺のモットー!

自分の部屋の、ロフトから屋根に出て屋根の上で双子と犬達が捜しているのを
見ていたら―――

「翠くん、何してるの?そんなとこいちゃ危ないよ!」

隣のおばちゃんが、俺に声をかけてきた。

「こんにちは、大丈夫です。双子がうるさいんで
隠れんばしてるだけですから^^;」
「そうなの?ならいいけど・・・気をつけてね」
「はい、ありがとうございます」

簡単に、おばちゃんに説明して
大人しく双子に見つからないように大人しくしていると

『う~』
『ワンっ』

家の中では、双子と犬達がバタバタと走り回っている声と音が(ΦωΦ)フフフ…

今更ながら大人気ないね、俺
いや、世の中甘くない事を教えてやるのも兄の勤め、うん!

そんな事を考えていたら

『うぇ~ん』
『う~』

どうやら、双子が俺が見つからずに泣き出したようで・・・
仕方なく家の中へ

「何泣いてんだよ」
「う~゚(゚´Д`゚)゚゚(゚´Д`゚)゚いにゃ~ぃ」 ※ 翠、いない~
「いただろ」
「いちゃ~(><(><)」 ※ いたぁ~

かくれんぼは、それで終了。
その後、結局犬の散歩へと公園まで出かける事に

結局こうなるのね(ーー)

双子のいい様に振り回されてる気しかしないけど
取り敢えず両親が帰ってくるまでだと自分に言い聞かせ
俺は今日も何とか今を乗り切ってます。




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