Nicotto Town


初めまして


ダメな兄ちゃんの子育て奮闘記④



双子の誕生日の翌日

いつもの如く、朝のバタバタな支度をしていたら

ピンポ~ン♪

「う~、だりぇきゃきちゃ~(・。・)」
「いいから!着替えろ、シカトだシカト!」
「ちかちょ~(・0・)」

朝の忙しい時に、誰か来たみたいだけど構ってられない。
シカトを決め込み双子を保育園に出す準備をしていたが・・・

ピンポ~ン♪ピンポ~ン♪

「は~い(。・ˇдˇ・。)」
「あ、お早うございます^^」

いたのは、いつもの宅配のお兄さん。

「ちゃ~(≧∇≦)/(≧∇≦)/♪」
「おはよう双子ちゃん^^翠くん、ごめんね忙しい時間帯に
この荷物昨日の日付指定で
来てたんだけど到着遅くなって今朝入ってきたんだ」
「あ、大丈夫です」

荷物は、双子宛で昨日指定らしく遅くなってしまった為
お兄さんが早めに配達に来てくれたらしい。

「ごめんね。双子ちゃん、お荷物遅くなっちゃったんだ」
「だいじょび~^^^^」 ※ 大丈夫~

双子は、大好きなお兄さんが朝から来てくれたので
荷物そっちのけでお兄さんにまとわりつきニコ②
荷物よりお兄さんの方が嬉しいんだろう。

印鑑を押し荷物を見れば、差出人が思いがけない人で

「みぃ~(・▽・(・▽・)」
「・・・・・・・・・・・・・」

双子は、身内の字だけは形で覚えているのかわかる。

去年亡くなった、俺たちの叔父さんから荷物が届いた。

何で?

中には、双子の誕生石を抱っこしたシルバーの熊のキーホルダー。

「きゃ~い~にょ♪(^▽^)」 ※ かわいいの~♪
「みぃ~くりぇちゃにょ~(^▽^)♪」 ※ みぃが、くれたの~

双子は、自分の部屋帰行き双子の愛用の白い熊のリュックを持ってきて

「う~ちゅきぇちぇ~(・▽・) ※ 翠、つけて~
「くまちゃ~(^^)」 ※ くまちゃん

リュックに、キーホルダーを付けてやれば
双子はそれを背負って嬉しそうにしてピョン②跳ね回る。

「くまちゃんみょ、みぃ~くりぇちゃにょ~(^▽^(^▽^)」
※ くまちゃんも、みぃがくれたの~

双子が、いつも背負っているお気に入りの白い熊のリュックも
どうやら去年の双子の1歳の誕生日にみぃから貰ったものらしい。

俺は、去年の双子の誕生日の頃短期留学で日本にいなかったので
そのことを知らなかった。

俺が、知っているみぃはうちに来ると双子にいい様に弄られて
面倒くさそうな顔をして
双子にあまり興味がなさそうな感じだったので意外だった。

「ユイも、ルイもなくすなよ」
「あいっ!(^▽^(^▽^)」

なんて、色々考えてたら8時56分!?

え~!?Σ(゚д゚;)

双子は、バスに乗り遅れ結局俺が保育園まで送っていく羽目に・・・

教訓 : 朝の忙しい時には思い出に浸ってはいけない!





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