ベートーベン交響曲 第7番&第5番
- カテゴリ:音楽
- 2009/07/30 00:18:02
映画帰りの車中BGM。
ニコラス・ケイジの「ノウイング」には、ベートーベンの交響曲第7番第2楽章が使われています。
はいはいはい、いかにもそうよね、という感じです。
キアヌ・リーブスの「地球が静止する日」で、結局バッハが人類を救ったんじゃないのかと思ってしまうほど、
印象的に「ゴールトベルク変奏曲変奏曲」が使われていたのとは、比較にならないほどベタです。
それはまあいいんですが、「ノウイング」で流れる第7番第2楽章はなんだか聞いていてイラっとしました。
映画終了が待ち通しかったです。
車に乗るなり、常備しているベートベンの交響曲全集から第7番のCDを取出してセットしました。
夜遅いので走っている車も少なく、いつもの道ならCDが全て終わる前に自宅に帰り着くのだけれど、
わざわざ遠回りして、同じCDに収録されている第5番も最後まで聴いていました。
第7番もいいですが、第5番の第3楽章がとくに好きです。
第5番のあの有名な冒頭は好きではないのですが、全曲通して聴くとそのたびに感動します。
頭の中で「ノウイング」のクライマックスの映像と第5番の第3楽章が合体してしまい、
エンドロールには、第4楽章が流れていたような気がしています。
でも好きな演奏は、ケーゲル指揮/ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。