今日は、３月１４日　世の中ではホワイトデー
ウチではチビデビ双子の２歳の誕生日

そう、２年前の今日から俺の人生狂いっぱなし
今まで、１９年間一人っ子で勝手気ままに生きてきたのにいきなりやって来た
２匹のチビデビ―――・・・

何に対しても興味津々。
動物大好き。
身体は、でかくならないくせに食欲旺盛。
くじ運最強（悪運も）白い熊のリュックとピコハンを片手に
今日も元気にしたい放題生きてます。

「う～。どきょいくにょ～？（・。・（・。・）？」　※　翠、どこ行くの～？
「ケーキ屋」
「きぇ～き！（。・△・。（。・△・。）」

ケーキというキーワードに目をキラキラさせ
ぴょん②跳ねながら付いてくる双子。

両親不在でも
煩くて面倒でわがままでウザくても一応誕生日だし
形だけでも祝ってやらなきゃいけないんだろうと
取り敢えず誕生日に欠かせない
ケーキを買う為に家の近くの美味しいケーキ屋さんへ♪

「他にお客さんいるんだから静か「ちゃ～！Ｏ(≧▽≦)ＯＯ(≧▽≦)Ｏ♪」

店につき、静かにしろと言おうとしたら俺の話を聞かず店内へ入っていく双子。

「わん♪U･ω･)ノ」　※俺たちも行くぞ～♪
「お前らは、ここで待ってろよ」
「わぅ～▼・ェ・▼」　※　何だよ、ダメなのかよ～

双子に続いて店内に入りそうな犬を止め
店の前で待っているように言い聞かせ店内へ

犬の方が、双子より扱いやすい・・・

店内へ入れば、甘いいい香りが～(//∇//)
双子は、並んでいるケーキをあれこれ見て回り目をキラキラさせていた。

「う～、１きょ？（・。・（・。・）」　※　翠、１個？

俺と、買い物に行くとお菓子は１個しか買わないので今日も１個かと聞く双子。

「ゆ～、きょりぇ！（・▽・）」　※　ユイ、これがいい！
「りゅ～、きょりぇ！（＾▽＾）」　※　ルイ、これ！

双子が選んだのは、ホールケーキ。
それも、別々に１個づつ・・・・

コイツら～、ホールケーキ２個買う気か・・・

「ケーキは１個」
「う～、じゅりゅ～（；△；）」　※　翠、ずる～
「う～、１個くっちゃ～（＞△＜。）　翠、１個食べた～

双子の言い分は、俺の誕生日の時は１個食べたのに
自分たちは、双子なのに２個じゃないという事に納得がいかないらしい。

わからない気もするんだけどさ
２個買ったら、俺の財布の中が寂しいことになるんだよ・・・考えろよ

「あの？失礼ですが○○様ですか？」
「そうですけど・・・」
「お誕生日のケーキですよね。承っております」

そう言って、店員のおねいさんがケーキの箱を２個出してきた。

「あの、頼んだって誰が？」
「○○様から、昨日ご予約頂きましてお会計もお済みになってます」
「ちょりゃ♪（・▽・（・▽・）」　※　空～♪

どうやら、双子の誕生日に来れない代わりに俺たちがこの店で買うことを
見越して先に頼んでおいたらしい。

「いっぱ～にぇ♪（＾▽＾）」　※　ケーキ、いっぱいね～♪
「ちょりゃ、くりゅ～？（・▽・）」　※　空、来る～？
「空は、今日は来れないって言ってたから
来れない代わりにケーキくれたんだよ」
「みゅ～じゃんにぇん(>_<)(>_<)」　※　う～ん、残念

空が来れないことを残念がりながらも、ケーキが２個食べれるのが嬉しいらしく
早く家に帰ろうと駆け出す双子を追いかけて家へ

ケーキ以外は、レンジでチン☆なだけの夕飯。

「パパちょ、まんまいちゅきゃえっちゃくりゅ～？（・。・）」
※　パパと、ママいつ帰ってくる～？
「まだ、わかんね～よ」
「ぱぱ～、きぇ～きしゅき～（・。・）」　※　パパ、ケーキ好きなのに～
「そうだな、代わりにいっぱい食って明日美味かったって教えてやれ」
「あいっ（・０・（・０・）」　※　うん

３人で、ケーキを食べ簡単な誕生日のお祝いをして
取り敢えず我が家の双子・２歳になりました。