Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


手紙


二月になって
少しずつ少しずつ
日がのびているよう
朝の光が早く
夕暮れの日没も遅く


二月になって
あなたへの手紙もひと段落
メールでは伝えきれない
この想いを乗せたくて
便せんに向かう


もうすぐ梅の季節
あなたと歩けないのは
さびしいことだけれど
一人訪れる神社の境内の
写真を送ろうか


コトリとポストに
何かが落ちる
それはあなたからの手紙
たどたどしい文字も
暖かい香りがする


お元気ですかの一言
お互いに聞く始めの一句
手紙をリボンの束にする
今日は風が強くて
手紙と一緒に
春一番がやって来る

#日記広場:小説/詩

アバター
2013/03/12 12:07
カールさんへ
ありがとうございます。
いつもいつも、ありがとうございます。
手紙の字がパラパラとはがれて、風に飛ばされそうな、春の風ですね。
アバター
2013/03/12 12:03
女心が切なく詠まれたポエムの中に、
また入ってしまいました。
次のアップも楽しみにお待ちしております。

逢いたくなったら、
逢いに行ける自由が欲しい。
出来ることなら、春一番にのって愛する人の元に
とんでいきたい。



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