聖者へ
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/03/03 21:48:09
一人の巡礼者として
老人はいばらの道を歩く
薄暮の道を
遠くにかすむ街の灯りをたよりに
一歩一歩踏みしめる足元に
汗と血がしたたり落ちる
歩め
天使の掲げる灯火は
彼の足元を照らし
福音を知らせるラッパが
迫りくる暗闇に鳴り響く
歩め
愛の杖をいばらに突き刺しながら
平和への祈りを口ずさみながら
泣け
人は彼のために
泣け
人よ彼のために
ローマ法王ベネディクト16世が退位されました
ニュースを見ていたらポッと浮かびました
数週間前チャペルから流れていた
パイプオルガンの音も思い出しました
小さな灯火
それは心には大きな光と感じるような気がします
野球を見ながら書いてます
いいぞ日本!
信念をもって、それを実行していく
そんな方に見えました
ちゃらんぽらんな私は
真似をしようと思うのですが
ん~
難しい
人々を希望の未来に導いてくれそうですね。
力強い詩です。
お衣装もステキです。^^
ありがとうございます
さっそく着てみました
パワーが出てきましたね!
この老人も人のために
最後の力を振り絞ることでしょう!
白髪の老人が
天使の持つ灯りで
一歩一歩進んでいく
道を遮る茨にも
杖一本で立ち向かう
そして着く先は光の満ち溢れる
天使の住む街