Nicotto Town



ディフェンドー 闇の仕事人

今年16作目の自宅観賞映画。

スーパーヒーロー映画。

昼間は工事現場で真面目に働いている軽度発達障害で大男のアーサーは、
夜になると、手作りのコスチュームに身を包み、スーパーヒーロー「ディフェンドー」となり、
街の悪に立ち向かいます。武器は、棍棒にビー玉にパチンコに鉢入りの瓶。

面白かったです。
少し重めの切ないヒューマン・ドラマでした。
「キック・アス」のように、特殊能力を持たない一般人がスーパーヒーローとなって、
悪と戦う映画ですが、コメディ要素はありません。
軽度の知的障害のあるアーサーは、大人の社会の複雑な仕組みを理解できません。
不幸な生い立ちと根本的に善人なパーソナリティが、彼を「ディフェンドー」にしますが、
悪を憎み正義を信じきっているアーサーは、間違ったことをしていないのに、
何故、「ディフェンドー」になってはいけないのかを、理解するこことができないのです。
もっとも、アーサーには年少の子供の喧嘩のようなことしか出来ないのですが、
それでも、事態は、アーサーにとって悪い方向へと向かっていきます。

いい映画だったので、邦題の余計な付け足しにとても腹が立ちます。

【Defendor】2009アメリカ




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