Nicotto Town


金田正太郎


銀英伝における正義

銀河英雄伝説


小説は読んでいないので、ここでいうそれはOVA「銀河英雄伝説」とする。
また、戦争の是か非かを問うわけではない。

正義の定義

「お互いの運命を分かち合い、それが全体の利益になるときのみ
自然の采配や社会環境を利用することに同意する。」

物語の核であるヤン・ウェンリーとラインハルト・フォン・ローエングラム。
この二人から始めよう。

まず、帝国に生まれたラインハルト。階級制度に縛れた社会において
彼の家は貴族の中では恵まれていない下層にあたる。一般庶民から
みれば恵まれているかもしれないが、のし上がるには不利である。

しかし、姉が皇帝の後宮になったことで運命が大きく変わる。これは彼の
力ではないが、抗いようがない社会環境であり、彼に責任は無い。

姉を取り戻すという子供じみた野心が有ったが、それは門閥貴族による
理不尽な支配から帝国を解放するという目的に昇華された。これは帝国
全体の利益となる。

よってラインハルトの志は正義である。


ヤンが生まれたのは自由惑星同盟。こちらは民主国家で人が人を搾取
しない。

彼は歴史家を目指していたが、大学進学時に家庭と財産を失った。そこで
歴史を学ぶ方法として同盟軍士官学校に入学する。

自身の目的を達成するために公費を使って学ぶことを選んだヤンの志は
社会全体にとって利益になり得るかどうか疑問である。

そもそも彼は進学に際して同盟の利益になるかどうかなど考えていない。

よって彼の出発点は正義といえない。
                        
                     第一回 以上

独白:結論が出るのかな?途中で投げ出しそう。

アバター
2013/02/25 23:24
>ஜあびஜさん

頼りにしてますよ。分からないことが有ったらお尋ねしますので
その時はよろしくお願いします。

たしかに帝国軍人はカッコ良い!
アバター
2013/02/25 21:45
おっしゃる通りですね~
第二回はいつアップかなw と、プレッシャー?をかけてみるww
惑星同盟は嫌いではないのだけど、ぶっちゃけわかりやすく言わせてもらえば
キャラ的にも硬派vs軟派という感じがしないでもない。
そこらへんもあって、私は帝国軍贔屓なのかも。
銀英伝は本編&外伝とも愛蔵版を持っておりまする。
老眼進むのが早いと言われた為、ハードカバーじゃないと年取ってから読めないと思って(爆)ww




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