ロシアに落ちた隕石はミサイルによって爆破された?
- カテゴリ:日記
- 2013/02/19 22:52:08
ロシアに落ちた隕石の事件によって、日本では隕石がどんなものなのか
関心が高まり、東京の国立博物館などに普段来ない人たちがわんさと
やってきているようです。
日本には大昔から隕石が落ちたりすると記録されていることがあり、
その日本に落ちた50個の隕石のうち23個が展示されているのが
東京国立博物館だそうです。
詳しいことはよくわかりませんが、ヤツフサの住んでいる近くにも
星宮社と言う小さなやしろがあり、記録では西暦637年にこの地に
隕石が落ち、その隕石を恐れた為に近所の人が隕石が二度と落ちて
こないように神社を作って祀ったと言われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/星宮社
そんな事はさておき・・・
先日ロシアに落ちた隕石が、なんだかよくわからない飛行物体が
隕石の横を通過して、その後隕石が爆発しているのが撮影された
ビデオからわかり、もしかして 未確認ミサイルかUFOが攻撃して
隕石が爆発したの?
と騒ぎになっていたので日記に書いておこうと思いました。
http://ufosightingshotspot.blogspot.jp/2013/02/ufo-or-missile-passes-near-russian.html
NASAの計算で、落ちた隕石の成分や大きさから、広島型原爆
30個分の破壊力と言われた隕石ですが、怪我をした人は沢山
でたものの、落ちた場所がよかったのか、広島の原爆みたいな
被害は出ていなくてほっとしているのですが、うまいこと空中で
3回も爆発してくれて、大気圏の熱による隕石の膨張で爆発したの
かな? 空気はありがたいな、爆発しないで落ちたらどうなっていた
だろうなんて思っていたら、ロシアの人が撮影したビデオにしっかり
謎の物体が映ってますね (´ω`)
ロシアの人が言うように知らない人が撃ったミサイルだとしたら、
そのミサイルはいまアメリカと日本で作っている世界最高性能の
迎撃ミサイルよりもさらに高性能と言う事になります。
と言うのも、隕石は秒速15キロ(マッハ44)で落ちてきており、
現在最高性能を誇る日米共同開発の迎撃ミサイル、RIM-161B
スタンダードミサイル3ブロックIA でも時速3万6667キロ(マッハ29.9)
で跳ぶ物体の迎撃が限界と言われているからです。
もしかしてまたロシアが内緒で新型ミサイル作っていたのでしょうか?
ちなみにロシアの超高性能ミサイルS-400は、秒速4.8キロ
(マッハ14)まで対応しています。
まぁ、ヤツフサ的には3回の爆発の最後なので、2回目の爆発の破片が
横を飛んでいるだけだと思いますけどね (^_^;)
ヤツフサヘンテコデータ
~地球にはどのくらいの隕石が落ちてくるのか~
直径10キロメートルクラス ・・・ 1億年に1度程度
参考 チクシュルーブクレーター
http://ja.wikipedia.org/wiki/チクシュルーブ・クレーター
恐竜が絶滅する大きさです
直径100メートルクラス ・・・ 1000年に1回程度
参考 1908年 ツングースカ大爆発
http://ja.wikipedia.org/wiki/ツングースカ大爆発
100年じゃんと言う突っ込みは受け付けておりません ヽ(゚ω゚=)
直径10メートルクラス ・・・ 10年に1回程度
参考 カランカス隕石
http://ja.wikipedia.org/wiki/カランカス隕石
今回落ちたのはこのクラス、2007年にはペルーのボリビア国境近く
に落ち、沼地に大きなクレーターを作り砒素化合物を撒き散らした
ことから、近くに住む村人600人以上に、皮膚障害、吐き気、頭痛、
下痢、嘔吐の症状が出た。
直径1メートルクラス ・・・ 平均1年に1回程度
参考 2008TC3
http://ja.wikipedia.org/wiki/2008_TC3
毎年どこかに落ちているサイズですが、このくらいの大きさだと大気圏
で燃え尽きてしまうのでまず落ちてこない。
流れ星にお願い出来るのはこのサイズの隕石です。
これより小さいのは早過ぎてお願いは難しい。
2008年に落ちてきた隕石は直径2メートルしかないのに燃え尽きず
にスーダンのヌビア砂漠に落ち、中にダイヤモンドが入っていたこと
から高値で取引されたと言うかなり珍しいケースも有るので絶対
燃え尽きるとはいえないらしいです。
直径1ミリクラス ・・・ 30秒に1回程度
確実に大気圏突入で燃え尽きる大きさなので拾えない。
落ちてきても一瞬で燃え尽きてしまうので流れ星にすらならない。
ただこのサイズの隕石でも、宇宙から飛んで来る大きな隕石の
手掛かりになったりするので、NASAではわざわざ飛行機を飛ばして
大気圏で燃え尽きる前に拾おうと、空中で掃除機を使って回収しています。
直径0.001ミリクラス ・・・ 0.003秒に1回程度
めちゃめちゃいっぱい落ちてきます。
ただ絶対拾えない大きさですし、まったく見えないサイズ。
必死に観測し拾っているのはNASAくらい。
いかがでしたでしょう?
隕石が怖い!みんな死んでしまう!
と思う恐ろしい隕石も、見方によっては流れ星です。
よく考えるか悪く受け取るか、それは個人の自由ですが、
恐怖の大王とか予言とかはあんまり関係ないと思います。
ダイヤモンドが降って来たらいいのにって、冗談を言っていたら
本当に降って来たとか、世の中不思議ですよねぇ。
'`,、('∀`) '`,、
隕石よりも雷の方が怖いかもしれませんね (^_^;)
ヤツフサは温泉に入っている時に近くに雷が落ちて
ビリッ と一瞬しびれたことがあります。 ヽ(゚ω゚=)
あれはびっくりしますよ~
視聴者にメディアリテラシーを求めるだけでなく、メディア側にも
メディアリテラシーをもっともって欲しいですね。 (´ω`)
最近アメリカでもニュースがエンターテイメントにされてしまった
と言うのが問題になっていて、スーパーマンの原作では抗議の
ために クラークケントが新聞社を退社したそうです。
安心しましたよ(。◠‿◠。✿)
マスコミも、あおり過ぎなんじゃないかと思います!
カランカス隕石自体には特に凄い物が含まれていたと
言うわけではないですよ~
落ちたところが毒の沼だったのです。 (^_^;)
毒の沼に落ちて、物凄い勢いで毒を蒸発させてしまった
ので、村人に健康被害がでたみたいです。
ロシアに落ちたのは鉄の塊みたいですから、
そんなに凄いことにはなってないみたいで、拾ってる人は
殆ど雪の上におちた石を拾っているので
心配するほど何かあると言う事は無さそうです。
ネットでは、ロシアの人がインタビューで「もう隕石を売ったお金で飲んでしまったよ!!」と
答えているのん気な映像が流れていましたが
本当に大丈夫なんでしょうかね^^;