アレックス・ライダー
- カテゴリ:映画
- 2013/02/08 22:00:44
今年10作めの自宅観賞映画。
イギリスの少年スパイ小説アレックス・ライダーシリーズの映画化。
銀行に務める叔父イアンと家政婦のジャックと暮らす14歳の少年アレックス・ライダーは、
ある日、叔父が仕事先から戻る途中で交通事故死したことを知らされます。
しかし、叔父の死に不信を抱いたアレックスは、すぐに、実は、叔父がMI6のスパイで、
任務中に暗殺されたことを突き止め・・・
007の少年版パロディ。原作シリーズと同じく映画も、基本的にティーン向けです。
原作を読んだら、とても観たくなって急きょレンタルしたのですが、とても面白かったです。
原作小説1作め「ストームブレイカー」+αで、1作めには登場しない人物も出てきます。
原作者が脚本を書いていて、映像化向けのアレンジも原作からのイメージ通りでした。
主演のアレックス・ベティファーは、育ちのよさそうなかっこいい金髪のイギリス少年で、
自分が十代だったら、きっと彼に熱を上げていたと思います。
ビル・ナイを筆頭に、ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク等、豪華キャストも素晴らしくて、
原作ファンへのプレゼントのような映画なので、原作を読んでいる方がより面白くて楽しめます。
原作を追った続きが観たかったけれど、ティーン俳優の成長は早いから、続編が無くて正解かな思います。
原作は、2011年に9作目(シリーズ最終巻?)が出版されていますが、
邦訳は単行本で6巻まで、3巻まで文庫化という状況で止まっています。
何故か豪華に荒木 飛呂彦氏の表紙なのですが、イメージが合っていません。
【Stormbreaker(Alex Rider: Operation Stormbreaker)】2007イギリス・アメリカ・ドイツ