とあるオカメインコの自伝 その8
- カテゴリ:自作小説
- 2013/02/08 18:53:30
「あ・・・」
いつものようにインコ達の様子を見た飼い主の目に飛び込んできたのは、籠底の転がってる丸い卵だった。産卵の可能性のある二羽のメスいんこの様子を確認する。二羽とも別段異常なし。ほっと胸を撫で下ろしつつ、その卵を取り出した。殻に所々血が付いている。
卵にそういう血が付くことはたまにある。
でも、多いのは初卵だ。ということは、ついに一人前になったということだ。更に言えば、初卵を抱こうとしないのも、多々あるーというか、初卵から温めようとするケースは卵に執着心が強く、正直やっかいなのだ。母性が強すぎると、卵から離れようしないで、やがて衰弱してしまうことがあるからだ。それを考えると、卵を温める素振りのないことは安心材料なのだ。無精卵なのははっきりしているしー飼い主はそこまで考えて苦笑いした。そして、その卵の殻をちょっと叩いてみる。充分な硬さがある。これなら、殻が柔らかすぎて卵が詰まってしまう事態も無さそうだ。
背骨が曲がってる小さな雛は、とうとう卵を産むまで大人になったんだなぁと、妙に感慨深く飼い主はオカメの彼女に再び視線を移した。
生まれて一年もせずに大人に成長するオカメインコだが、寿命二十年といわれる中でメスのオカメにとって産卵は一つのステップにすぎない。これから何が起こるのか?未来のことはわからないけれど、飼い主はもう一度気持ちを心に刻んだ。
ともに過ごすことができる時間を大切にしたいなとー。
なんだか、いつもはあまり親切とはいえない飼い主の視線を今日はやけに感じる。なんだか変な感じだー卵を産んだことはすでに忘れて彼女は、優しい視線の横の飼い主の肩めがけて飛び立った。
(おわり)
前回コメ感謝です。疑問などは今回の話で書く予定だったので、お返事せずにすみませんでした。産卵については苦い思い出が多いので、とりあえず初卵を無事産んだ嬉しさから今回お話を書きました^^ゞ
こんばんは^^ノ
インコ元気ですよ~~~~^^
金魚もかわいいですよね♪
上手に飼えば、長生きさんなんですよ<金魚♪
今、あたしは、ハムスターが死んじゃったから
金魚飼ってます~♪
前回、コメをしなくて失礼しました。
とはいえ、インコってデリケートそうで図太いし(けっこう空に
逃げて捕獲された家でちゃっかり飼われていたり)、そうかと思えば
ちょっとした衝撃でショック死したり、何年飼っていても、どっちなんだ!?
と思ってしまいますが。。。
でも。
飼いにくくはないですよ~~まじで^^(←注!勧誘モードビヨ!byおうむたん)
おうむたんの言うことは無視ってくださいね^^v
外敵にも気をつけないといけないだろうし・・・
あっははははは~orz(←シティーハンターの影響大w)
続編とな!?
いや、続編ないのが、ペット飼い主には一番なんです~~
あはっ、あはは~~~(←100トンハンマーwww うっどぼして;;)wwwww
8回、ありがとうございます^^ ほっかいドいんこ以来、いちばん真面目なインコの勉強をした気がしますw で、、、続編足らん!www