ドラマ【ハンチョウ6】【ビブリア古書堂】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/02/05 13:49:41
【あらすじ】押上分署に集められたばかりの安積班だが、ある日、尾崎は外務大臣の警護、結城は八丈島警察署からの緊急要請によりまた異動となってしまい、現場は安積と小池と2人だけとなってしまった。そんな2人に向島中央署からの応援要請があり、押上周辺で、スカイツリー観光客を狙った置き引きや引ったくりなどの窃盗事件が相次ぎ、安積班も捜査に借り出されることとなった。ほどなく、現場へと向かった安積と小池だが、スリと思しき不審な行動をする老女を発見。その女は白魚のお里と呼ばれる、前科5犯の伝説的なスリ・木村里枝だった。 【あらすじ】ある朝ビブリア古書堂の前で、二日酔いの志田が倒れて寝ていた。気がついた志田は、昨日買った貴重な古書が入った袋がなくなっていると騒ぎ出す。どうやら酔っ払った勢いで、行きずりの何者かに千円で売ってしまったらしい。額にスタンプされた星のマークと、ポケットに入っていたモモンガを手がかりに、志田は古書を売った相手を探すことに。一方栞子は、客の自宅に出張して本を買い取る宅買いに大輔を連れて行く。依頼者の玉岡聡子は、3ヵ月前に他界した父親の蔵書の買い取りとともに、盗まれた宮沢賢治の『春と修羅』の初版本を取り戻して欲しいと依頼する。
【感想】お里を演じたのは、「おひさま」で上品なおばあさまを演じた渡辺美佐子ですね。劇中では72歳の設定でしたが、実際は80歳。さすが女優、これだけの年を取っても、実際より若く見えるんですねw 今回はハンチョウでたまにやる、若い刑事と老人の心の交流の回で、今までも神南署時代の桜井と老人詐欺師の回などが印象的でした。他の刑事ドラマではあまりこういうストーリーはないのですが(まったくないわけじゃないですが)、ハンチョウでこういうストーリーをよく見るのは、やはり元々水戸黄門枠であり、高年齢の視聴者を意識しての計らいなんでしょうか。若い頃、刑事だった夫に説得され改心、結婚するも死に別れ、子供を育てるためにスリを再開。いかにハンチョウがお説教が得意とは言え、人生の酸いも甘いも噛み分けたと思われるこの女スリに、言って聞かせることもほとんどないでしょう。なので今回のお説教コーナーは、最後頃にいきなり出てきた犯人が相手w でも今回はハンチョウの言うことには賛同します。ほんと、何も殺すことはないだろう! 責任を負う覚悟もそれだけの愛もないくせに気持ちいいことだけしておいて、重いだなんだで殺すとかありえなさすぎる。てか、殺人犯の方が重いと思うんですけどーw 重いと思うなら、いっそ一生逃げ続けて生きた方がマシだと思うんですよね。てかこいつ、死刑にならないかな。だってお腹に赤ん坊がいるのを知ってて殺したんですよね。だったら2人殺したことにすればいいのに、現行の法律ではそうならないんですよね。理不尽だな。最後、面会に来た息子に、罪を償ったら一緒に暮らそうと言われた時、お里が言った「覚えてればね」というセリフに、これから起き得ることをすべて悟った感じが凝縮されていて、よかったです。
【感想】先週わりと面白かったので、今週は力を入れて見たのですが、先々週と同じ感じに逆戻り…w さすがの栞子も、鶴岡八幡宮の絵が近年描かれたものだからといって、聡子の父親が甥の昴に残したのが、「春と修羅」の手入れ本であると断定はできないと思います。ていうか聡子もその絵が昴の生まれた年に描かれたなんていう下手な嘘をつかなければ、栞子に手がかりを与えるきっかけにならなかったのにねぇw ちなみに鶴岡八幡宮の銀杏の木が倒れたのは実際の話で、この銀杏の木はかの源実朝を暗殺するため公暁が身を隠していたという伝説を持つ木だったそうです。倒れた後は分断され、今は移植された根の部分から若芽が出ているとか。人間よりずっと稀有な運命を持つ木ですよねぇ。何か宿ってそうだ。今回、最初は「春と修羅」を盗んだ人物を探すというストーリーでしたが、途中からその「春と修羅」の本に隠された秘密を暴くというストーリーに変わりましたね。伏線が張られていたにも関わらず、宮沢賢治自身による手入れ本だったということには気づかなかったのですが、さすがに盗んだ犯人の方はすぐわかりました。私は字幕を出して見ているので、大輔がタイトルを口にしていないのに、昴が「春と修羅」と言ったのに気づいたからです。こちらは実に初歩的な伏線でしたね。しかし宮沢賢治の千部しか刷られていない初版本、しかも手入れ本となると、どのくらいの価値があるんでしょうね。初版本というだけで百万の価値があると劇中で言ってましたので、恐らく数百万~数千万の価値があるかもしれません。宮沢賢治が好きな人は多いですからね~。幻想的な作風、都会に汚されていない純朴かつキリスト教の思想溢れる独特なタッチ、日本の文壇の中でも特異な存在と言えるでしょう。ちなみに引用されていた詩の一文では、私は手入れする前の「アイスクリーム」という言葉の方が好きでしたね。キャッチーで親しみやすいじゃないですか。キャッチーと言えば、エンディングの曲ですが、28年前の映画「ネバーエンディングストーリー」のテーマ曲が使われてますね。この映画は平凡な少年が本を読んでいるうちにその中に引きずり込まれ、ついには主人公と一緒に冒険をするというもの。なるほど、本が関わる話なので使われたというわけですね。イメージはだいぶ違いますけどねw
独身だっただけに、相手に結婚を迫られたとか?
子供が欲しかったのに不妊で夫との仲もこじれてたのなら、
被害者はそのくらいのことを考えていたのかもしれません。
お里は…またやっちゃいそうですねw
でも認知症が進んでしまったら、もう罪には問われないかもしれませんね…
ビブリア
私は高橋演じる志田の演技くらしいかワクワクしませんねw
めごっちもがんばっているとは思うのですが、
やはり線が細く聡明な女性はちょっと似合わないかな…
これが若い頃の沢口靖子や松坂慶子のように、
演技は棒大根なんだけど見てるだけでも惚れ惚れしてしまう美人とかなら、
話は変わってくるのですが、めごっちはその点でも…w
前クールの東京全力少女とビブリアの主役が逆ならまだよかったかも?
あと、2番手も演技に問題があるAKIRAだというのも、影響してるかも。
ハンチョウのお説教いいですね~犯人は、既婚者や、地位の高いひとじゃないんだから、重いってりゆうだけで、人殺さなくてもいいと思うんですケドね~玉の輿に乗れるチャンスの時とかなら、別ですが・・・妊娠してたって、結婚できないって断ればいいと思うのですが・・・はっきりできない流されやすい人だったのかしら?
スリのおばちゃんよかったですね~でも、癖になってたら、改心してもまた再犯しないかな^^;
ビブリア古書堂の事件手帖
逆戻り・・・・に同感です。
このドラマ書籍に詳しい人なら、ネバーエンディングストーリーのBGMにあうくらい、ドキドキワクワクするんだろうけど、全然何がすごいのか、何がお宝なのかわかりません。
私が思ったのは、栞子を「マニア」や「オタク」のようにコミカルにすると面白くなるのではないかな?
栞子が、たんたんとしすぎて、つまらないです。表情もあまりないし・・・雰囲気だけでは間がもちません・・・