とあるインコの自伝 その7
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/31 22:17:44
なんだか妙な気持ちが続き、なんだか体がだるくなった気がして、私はイライラした日が続いていた。
そんなある日ーいつものようにフンをしようと力んだのに。あれ?すっきりしない?もう一度踏ん張る。うぬぬ~。まだだ。もう一回、力いっぱい踏ん張った。
スッキリ。いやぁ~、こんなに力んだの初めてでお尻がなんだかヒリヒリ痛い。お尻が気になって、からだを曲げて、頭をお尻まわりに近づけたらば。ん?なんだか白くて丸い物がコロリンと目に飛び込んできた。よくわからないが、なんだかその物体に親しみが沸き上がってきて不思議な気持ちだった。からだの向きを変え、くちばしでその丸い物をトントンとつついてみる。ユラユラ動いた。面白いなと思ったが、急にお腹が空いているのに気付いてその場を離れ、餌箱に顔を突っ込んだ。餌を食べているうちに白い物体のことは忘れた。
その後、気分爽快、からだのだるさも消え飛ぶのも気分爽快。
その頃。飼い主が白い物体を手に取り
「あ、産んじゃったんだね」
とつぶやいた。私はどうしたのかと飼い主の肩にのって、飼い主の手にある白い物を見て、そういえば、さっき、つついた物だと気付いた。とはいえ、それ以上興味もなく、飼い主の肩の上で毛づくろいを始めた。
(つづく)
話足りんですみません。。。(^^;
続いてて良かったwww また宜しくね、待ってまーすwww