Nicotto Town ニコッとタウン

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自己犠牲/自己満足

誰かに聞かれた。
「貴方の大切な人が命の危機にさらされて、それを救う為には逆に貴方が死ななければならないとしたら…。貴方は銃を自分の頭に向けて引き金を引けますか?」

迷わず答えた。
「うん。自分の身を守るために誰かを傷つけるなんて、僕には重すぎるから――…。その人が救われるなら、喜んで死を迎え入れる。」

誰かが怒ったように言い出した。
「貴方はれっきとした『加害者』だわ。しかもかなりたちの悪いタイプの。いいこと?誰も傷つけずに生きることなんて、不可能なのよ?」

続けて誰かが言う。
「その死が無意味だとは言わない。だけど貴方は言った。『その人が救われるなら、喜んで死を迎え入れる。』と。貴方は貴方を支えた多くの者の幸せを願っておきながら、自らその者達の心を切り裂いていったのだ。貴方はあがくべきだった。死を拒むべきだった。傷つくことを恐れぬことの何が強さか?そんなもの…何かを『背負う』覚悟すらない奴がほざく戯れ言よ。」

そして答えた。
「もういい。ほっといてくれ。」

すると誰かはこう返した。
「そうやって自分を投げ出して。それで誰かを救えた気にでもなっているの?守りたいのは自分自身の心のくせに。貴方の自己犠牲などしょせんはただの自己満足だ。残された者の痛みも知らないくせに、何が『傷つけるのは重い』だ!貴方がそんな甘いことを抜かしてられるのは、その『重み』を他人に押し付けているからだろう?貴方を大切に思う者…守ろうとする者…―。その者達が代わりに背負っているんだ。自分の身すら守ろうとしない貴方を失わないために。このままでは誰一人として守れない。自分の命を軽んじる奴に誰かの命を守る資格なんてない!自分のことを諦めて悲劇の主人公をきどって、自分も他人も傷つけながら…これからも生きていくのか!!」


「うるさい!!!!!」

僕は言った。
「何も知らないくせに。突然乱入してきて、好き放題言い散らかして…お前に僕の何が分かる!?どうせ僕はクズだよ。力もないくせに自己満足で人を助けたがるおかしな奴さ!だけど…それの何がダメなんだよ!?存在を否定されたんだ。望まれなかったんだ。だからせめて―…迷惑をかけないように。傷つくのは僕だけでいいように。…受け入れてしまおう。辛いことも、悲しいことも。この世には当たり前のことなんてないから。そういうもんなんだって、思ってしまえば大丈夫。この先みんなが僕の側から離れていっても大丈夫。きっと傷つかずに済む---…。だから…。」

誰かは呟いた。
「本当にそうなの?自分は一人だと思っているの?色んな人を思い浮べてごらん。みんな笑っているでしょう?」

僕は考えた。考えて考えて…。
そしてまた答えた。
「どうしても友に剣を向けなければならないなら、きっと僕は逃げるだろう。友に剣を向けずに済むように。もし戦うことになったとしてもその状況を受け入れようとするんだろう。『それで誰かを救えた気にでもなっているの?』思ってないよ。お前の言う通り僕は自分が傷つきたくないだけだ。『人はなんと弱い生き物だろうね…』やめてくれよ。あんたが弱いと言うなら僕はどうなるんだ。僕には何も背負えない。だって…自分の姿すら僕には見えていないのだから。これは…自分から目をそらし続けてきた報いだ。拒絶される事を恐れて、周りの反応にばかり敏感になった臆病者。『お前は今哀しいんだろう?』指摘されなければ気づけない。『君は一体どこにいるんだい?』問われた意味すら分からない。---そう。誰よりも何よりも、僕は自分の事が分からない…っ悔しい。僕はずっと同じ場所にいたんだ。ちっとも前に進めていなかった。それが情けない。」

誰かは微笑んだ。
「馬鹿!貴方の事情は知らないけれど、貴方は『気づけた』んでしょう?ならば、その時点ですでに一歩前へ進んでるのよ。そこから先は貴方の自由。天使の道へ進んでも、たとえ堕天使の道へ進んでも、全ては…貴方次第だ!!」



-----自分の弱さを知った瞬間、そこから『強さ』が始まるのなら。僕はまだ前へと進めるのだろうか?ぐちゃぐちゃになった想いを抱えながらも…それでもこの光に恥じないように。

#日記広場:日記

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2009/07/25 15:36
パンドラやん!
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2009/07/25 15:31
pandoraのやつ参考やで★
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2009/07/25 00:29
Pandoraに似た感じの話だねぃw
つか長文っ!!w
がんばったねっ!!^^
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2009/07/24 21:50
アホ馬鹿ちんどんやぱぷてぴぱぷぴぇ



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