心が温まる小説
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/01/20 11:48:39
一か月ぶりに。
心が温まる小説といえば、私の中では、はやみねかおるの夢水清志郎シリーズです。
大食いで、ものぐさで、自信家で、自分の名前すら忘れてしまう、自称名探偵の夢水清志郎と、
それぞれの個性が強い三つ子の女の子が織りなすミステリー。
ダメダメな夢水が、気の強い女の子たちを優しく見守るスタンスが好きでした。
大人に見守られて子供は成長し、やがて自分の子供を見守るようになる…。
多くは語らない(というか、くだらないことしか話さない)夢水ですが、
事件を通して、しっかりとその大切さを教えてくれます。
じんわりとした温かさを感じられるシリーズです。