Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


雨がくれた贈り物 #24

✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
・高月 莉那…美人で足が長く、背も170cmを少し超えるくらい。人気読者モデル。

第二十四章 『わかってた答え』

「……返事、待ってるね」

ニコリと笑い、莉那はその場を去った.....

竜斗は戸惑っている。

そして、美優は固まっていた。

「……大丈夫だよね…うん…」

美優は気持ちを立て直して、スタジオ内へ戻った。


-スタジオ内-

「あっ、莉那さん見つかった?」

駆け寄ってきた美咲。

「ああ、ううんっ!」

嘘をついた。

嘘をつかなかったら、あの光景を見たとバレるからだ。

そして、入口から聞こえてきたハイヒールの音.....

コツ、コツ、コツ、コツ.......

「皆、待たせちゃってごめんね~! さっそく自己紹介からでも・・・」

「あの!今日は急用思い出しちゃったんで帰ります!すみません!」

「えっ、美優ちゃん!?」

「失礼しましたっ!!!」

大きく一礼をして、急いで帰っていった。

「…?なんかあったのかしら?」

莉那は自分のせいとも知らず、美優の行動に唖然としていたのだった。


-翌日-

「あー、久々にショッピングにでも行くか!」

美優は気持ちを切り替えて、ルンルン気分で駅に向かった。

そして、駅に到着した時.......

マンションの駐車場で聞こえてきた竜斗の声。

美優がそーっと除いてみると・・・・・

竜斗と莉那が話している。

「話って何?早く言わなきゃ帰るよ?」

「この前の返事なんですけど…俺やっぱり・・・」

「シッ・・・・。 それ以上言わないで。 わかってる…。」

莉那は悲しそうにつぶやいた。

「わかってたのにね…なんで告白したんだろう…。」

そういって、涙を流しながら立ち去っていった。

「すみません、莉那さん」

莉那の後姿に向かって、お辞儀をした。

美優は同情した分、ホッとしてしまったのだった........


※実話ではありません。

※実話ではありません(続く)

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2013/01/14 02:21



明日、改めてコメントしますね



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