海賊 ソマリア
- カテゴリ:日記
- 2009/07/22 21:57:43
ガチャが海賊のグッズなので、今現在の海賊の話を少しだけ。
ソマリアの海賊、日本船舶も拉致され、身代金で解放されたという事例や、銃撃戦。果ては自衛隊を派遣する話まであり、遠い海域の
海賊の事件はわたしたちと無縁ではありません。
ソマリアは現在の内戦状態で、5歳の子どもの4人に一人が亡くなり
平均寿命は49歳です。アフリカ諸国の例にもれず、非常に厳しい国
といえます。
ソマリア海域は非常に豊かな海です。政権が安定していた頃には
日本が漁港の整備や漁船の援助を行い、魚を海外に輸出して外貨を
獲得していました。
内戦が勃発し、無政府状態の混乱状態になると、他国の大型漁船が
多数乱入してきて、魚の乱獲を行いました。
地域住民の知らぬ間に、軍部と欧米の企業が結んだ契約で、
沿岸に放射物質などの産業廃棄物を投棄されるようになっています。
この生活を脅かす行為に、国連に抗議しましたが、放置されたまま
で、対処しませんでした。
だからといって海賊行為が許されるものではありませんが
我が物顔で他国に危険なゴミを廃棄したり、資源を盗む行為も
罰せられなくてはならないものです。
一言でいえば、恥を知れ、です。
漁民たちは、自衛の為に海賊行為走ったと弁明します。
当初はそうでしたが、拡大し、民兵組織や武装集団、施設の民間
軍事会社と結びつき、非常に組織だったものになっていったと
いわれています。
そういう土壌をつくってしまった責任は、不法行為や内戦を放置した
国際社会にあるのかもしれません。
海賊船のヨットから、人質に対する強姦や虐待を禁じる規則書も
発見されています。海賊業としてビジネス化されているんですね。
人質は大事な商品なんです。
地域の安定や不正行為の防止と罰則、国際社会が貧しい国を見捨てず
フェアな行為をみせ、教育や自活の道を援助することこそが重要です。
決して自衛他を派遣したり、武力で押さえつけることではないはず。
わたしたちも安直な法案に乗ってはいけません。
いろんな情報を知ることができる時代です。
フェアな視点を忘れては、おおきな間違いを犯してしまうことに
なりそうです。
すぐにコメントできないかもしれません。
お許しくださいね。
手毬さんがコメを読んでくださったであろう事は予感したうえで、あまりにもネガティブな自分のコメに、手毬さんへの訪問者の方にもネガティブオーラを発してはいけないかもと、あと、自分をせきららに語りすぎてちと恥ずかしかったので、削除しました^^
レスは、とてもありがたいお言葉なので、とってあるのですが、手毬さんが削除したほうがいいのなら、削除しますので、おっしゃってくださいね。
手毬さんが書いてくださったことは、本当に、おっしゃるとおりです。うん、ほんとに。
妹の事は心配です。「おねーちゃんは資格があるからいい」とよく言ってましたが、「じゃ、あんたもなんかとりなさい」と言っても途中で投げ捨ててしまう。
父も母も、困った時には私なのには疲れてしまう。自分の中で線引きして今の自分の生活を大事にと思っていても、聞けばなーんも考えないというわけにはいかない私がいます。
それもこれも、別に私に限ったことではなく、たくさんの方が同じような、もしくは私以上の様々な感情を持って肉親と接しているのでしょう。
私の中で、私は私なりに肉親と接していこうという思いと、肉親との関わりの中で「私だってしんどかったのに、私はずっとこのポジションでいなくてはならないのかい?」という自分への甘さや肉親への攻撃感情が時々交差してしまうのだと思います。
そんな感情を、ついつい愚痴ってしまい、手毬さんの貴重なお時間をとらせてしまいました。
申し訳ない気持ちとともに、聞いてくださってレスをくださった手毬さんに、心から感謝をしています。
ありがとうございます!!
阪神大震災で、神戸や阪神間は悲惨でしたが
暴徒化はしませんでしたよ。
法律は大事です。ロシアの法律は非常に立派らしいです。
守られれば話ですが。。
守るものがあるとき、誇り、それが何かを超えようとする時に
止める力になる気が、わたしはします。
法律は正義じゃなくて手段なんです。
母の交通事故で、2年ほど裁判所通いをして知りました。
その法律を
手段だけにしてしまうか
正義とできるのか、これはめぐりあわせかもしれません。
それでも、個人としては、誇りは持っていたなぁ、と願っています。
人生は不確かで、絶対なんて言えないところが、哀しいんですが。
アフリカ諸国の現実は歴史的なものと
無縁ではない気がします。
仮に、内戦が終結したとしても人口問題やエイズなど
大変なことがたくさんあります。
ソマリアは砂漠が多いので、もともと食糧が少なく
内戦が輪をかけて、住民たちは常に飢餓にさらされているそうです。
何ができるか、
いろんなことを知れば知るほど
悩ましくなります。
海賊行為は脅威だと思います。
そこまでに至る内情を知ると
複雑なものがあります。
だからって、誘拐していいという理由にはなりませんが
他国の不法行為を罰することもしないと
バランスが悪すぎますね。
そうなんです。わたしもクラシカルだなぁとニュースを見て思いました。
遠い国の話なんですね。
危ない海域だなぁ、とくらいだったのですが
不法行為を知り、複雑な思いに駆られました。
新聞やメディアも、もう少し詳しく報道すべきですね。
ソマリアも、シェラリオネも、アフリカのほとんどの国は内戦を経験したか
内戦状態ですね。知れば知るほど悩ましくなります。
そういう中で、海賊行為は世界に注目されました。
海賊行為は赦しがたいものですが、
内戦状態を放置すれば、悪化し他国の利益や人命も危険にさらすことになる
そう、警告しているようにも、思えてきます。
心配ですね。
早く解放されることを願っています。
自衛を否定しているわけではないのです。
海賊が産業化して、プロ集団ともいわれています。
戦艦を派遣するならば、それと同時にしなければいけないことがあるはずです。
不法操業した国の船舶、もしくは会社、産業廃棄物を投下した会社
その場所の明示、そして処罰と罰金。
罰金はソマリアの沿岸民の生活向上、もしくは将来における健康被害への診療所等の
建設資金に使用できます。
学校も建てることができます。教育は一番大切です。
すごく大事だと思うのが、不法操業していた船舶、魚の捕獲場所とその後の行き先です。
この情報は開示されるべきです。
魚は缶詰めになったり、加工されるとグローバル化された世界に散らばっていきます。
日本のわたしたちの身近にあるかもしれません。
もちろん、でぃゆんさんの身近にも。
疑問があるのです。
放射性廃棄物の海域を泳いでいる魚って大丈夫なの?
先進国で使った危険なゴミ、不当に獲った魚
それが、わたしたちに帰ってくるので、自業自得といえなくもないですが…
だからこそ、追跡調査は必要だと思うのです。
世界はグローバル化されてから、一気に狭くなりました。
一つの不都合を見逃すと、遠い国のことであっても
しっぺ返しをくらう可能性が高い
そんな気がしてなりません。
開示によって
知ることができます。
知ることとは、選択を手に入れることです。
その製品を買わないという選択です。
不法な形で原材料を搾取した場合、
危険な物質を含む可能性がある場合
世界的にこのシステムが確立されるべきです。
わたしたちは弱い、一人ではなんの力もない個人です。
今は、たぶん、武力ではなく、経済が世界を支配していると、わたしは思います。
わたしたちは消費者であり、知ることで選択できます。
それにより、不法を止められる可能性を持つことができるのではないか、
つらつらと、一人、そんなことを考えてみるのです。
海賊行為の陰に隠れてしまった不法行為を知らなかった。
わたし自身もそれを知って驚いたのです。
フェアであることをみせるのも、先進国の役割ではありませんか。
確かに海賊行為は赦しがたいものです。
仕事などであの海域を通らなければなおさらです。
防御は必要です。
それでも、力による対抗措置が最善なものではないと考えます。
かつて、米国がアフガンやイラクで
圧倒的に勝る軍事力で侵攻しても、一時的に解決するものの
無法地帯にしてしまった結果しか残していません。
そこに住む人々の本当の生活や声、実情を見なかったせいだと
大勢の犠牲者を出して、ようやく思い知る、
人間の歴史は同じことを繰り返しでいます。
人と動物が違うのは想像力、
他者に対する想像力ではないでしょうか。
荷を運ぶ船舶を運ぶ攻撃され誘拐された日本を含む国々の人々を
わたしもすぐに、ご家族の思い、誘拐された人々の安全を
思わずにはいられません。
なんて事をするんだろう!と。
小舟で魚を獲り細々と生活をしていました。
そこに外国の大型漁船が何隻もやってきては
魚を大量に獲っていきます。
或る日、目の前の海に見知らぬ大型の船がやってきました。
そして海中に何かを捨てて行きました。
産業廃棄物でした。
それは放射能を出していました。
国連に抗議しましたが、無政府状態の為
一国の抗議として取りあげらることなく
どの国も、助けることはしませんでした。
世界は見捨てたのです。
そして、海賊行為だけを大々的に報道しました。
わたしたちの想像力は
ソマリアの海岸にすむ人々に想いを馳せることは
無理なのでしょうか。
わたしがソマリアの海岸に住んでいたら、と。
先に仕掛けたのは防衛する戦艦を持つ国々です。
知っていながら違法行為を放置しました。
力には力で
彼らはそうしたのです。
堂々巡りです。
だからといって、海賊行為を赦すことはできません。
解決しなけらばならない問題です。
その行為を行っている一部の過激なグループ(殺人行為は行っていないようですが
追いつめられると、予測不可能になりかねません)
と一般の人々をどう切り離すかです。
日本はアフリカに中立的立場をとれる国
武力よりももっと効果的な手段を考えられと思えてなりません。
法律というルールがあるから、とりあえずの平和が保たれている。
それが無ければ簡単に暴徒と化してしまうんですねぇ。
法治国家である私たちの国でも、堂々と正義を貫く人もいれば
人としてどうかと思う法律ぎりぎりの事をしている人もいます。
法律さえ守れば何をしてもいいというのもいかがかと思うんですよね。
いずれにしても、誰かが手を打たねばならない問題ですね。
はやく人並みの国に戻ってくれる事を祈りたい。。。
アフリカの現状を知れば知るほど、悩ましいことが数限りなくあります。
少し前に、アフリカのドキュメンタリーをNHKで深夜放送していました。
観ていて思うことは、なぜ、そう簡単に人を殺すの。殺せるの!?
女性や子供に対する無残な暴力行為や道徳心や公共心のかけらもない行為に
言葉も出ません。
アフリカの、特に内戦状態にある国々にいえることは、優秀な指導者がいるように思えません。
なぜ指導者は育たないのか。教育と歴史的な背景が関係しているのだと考えます。
植民地として、奴隷政策をしていた欧米諸国の根っこに、必ずある差別意識。
ヨーロッパの歴史を見れば、それはたぶん私たちもですが、殺し合い歳月です。
殺しあうことに疲れてた経験の末に、ユーローという共同体ができました。
大量虐殺の歴史や経験のないアフリカに、教育もせず、武器と支配の仕方だけを
置いて去りました。槍や吹き矢だった世界に地雷や機関銃があふれました。
今の世界は欧米の価値観がすべてを決めています。
たとえば、米国の銃社会。なぜ銃を容認し続けているのでしょうか。
これは本当に大きな疑問です。
何気なくぶらぶらしていたウォルマートの奥で、綺麗なショーウィンドウに並べられた銃を
初めて見た時の、恐怖に似た驚き。
日用雑貨と同じ場所に人を何人も簡単に殺せる武器が、コーヒーカップのように
手に入れることができるのです。
武器産業も隠れた主役ですね。
海賊も、なぜ、武器が簡単に手に入るのでしょうか。
話がそれるようですね。ごめんなさい。
つづきはまた^^;
ちょっと用ができました。
初めて知りました。
海賊というと、昔の話のように感じますが
今でもあることなんですね^^;
当初は大国への抗議の形から、今では
ビジネスとしての確立へと
抗議行動に対して、話し合いや改善といっ
た処置をなさなかった大国の怠慢と利便
追求が生んだ負の産物なんですね。
競争ではなく一方的な利用というのは・・・
今は無法地帯なので何とかしないといけないですね。
あの海峡を通る漁船の船員達やご家族も不安で仕方ないですね。
でも現状はあの海峡を通る漁船を守っていかなければならないかと思うと複雑です。
援助もできるだけできれば良いのですが、時間がかりそうですね。
皆さん、大学でノーティカルコースを受けて、外国籍の船に乗ります。
今年の初めの時点で、100人余りの船員が、ソマリア海賊に拉致されています。
テレビのニュースで見ますが、政府は何の対策も、解決策もないままです。
船員は3~40代が多いのですが、送金も途絶え、妻子や家族は心配でなりません。
どうか、無事で開放されますようにと、祈るばかりです。
これからの支援も必要であるし続けていかなければならないと思います。
ただ、それにはお互いの価値観の違いや道徳観念の違いを理解しあわないと、私の友人のように
意味のないこと、という考えが生まれてきてしまうのかな、って思います。
お互いが理解しあうためには時間がかかると思います。
その間、罪のない人たちの命を危険にさらす海賊行為に対しては、十分な自衛をする必要があるのでは
ないかな、って思います。
自分で銃を手にし、発砲もしたことがあります。また、何度か、装填され撃鉄が上がった状態の銃口の前に
立たされたこともあるので、それがどういう意味を持つのか、またどれだけ人を恐怖に叩き込むのか、
そういったことは少しだけどわかってるように思います。
お互いに銃緒向け合うことの虚しさは半端ではありません。ただ、海賊行為に対しての自衛手段を講じる
ことは、どうしても不要とは思えないんです。
それとは別に、日本の法整備を後回しにした自衛隊派遣や、その後の取ってつけたような言い訳を聞くと、
安直に日本の再軍備のさきがけだなどとは思いませんが、政府に対しての不信感は湧きました。
法案自体も、ざっと読んだ限りですがずいぶんといい加減に感じたし。
ごめんなさい、長くなってしまって。ソマリアに関しては、個人的に少々あったので。
力には力で。
私の友人の一人が、1990年代初めにタスクフォースとしてソマリアに派遣されました。
最初は、ソマリアって聞いてどこだろ?ってくらい知らなかったのですが、友人が行くということも
あり調べ始めました。
当時、ソマリアは氏族間の内戦状態にあり、そのきっかけは隣国エチオピアとの戦争にあったこと
を知りました。後から、東西冷戦時代の代理戦争のようになったけれども、私が調べた限りでは
、氏族間の問題が発端とのことでした。
私の友人が行った頃は、アイディード将軍派とモハメド大統領派の内戦が激化しており、国連軍に
対しても攻撃がされていた時でした。
後から友人に聞いた話では、貧困が半端でなく、食料や支援物資なども輸送途中でアイディード将軍派
に奪われてしまい、現地の人たちに渡らないということでした。
また、直接支援物資を持っていくにしても、非常に危険であるため、現地のNGO(NPO)に依頼するしか
なかったそうです。
民間人の中には、欧州やアメリカの大学、大学院に行った人たちもいて、そういう人たちから民族間の
溝について色々と教えてもらい、それがソマリアという国では、とても重要で深刻な問題であることを
初めて知ったそうです。
その後、有名なモガディシュの戦闘が起こり、しばらくしてから友人は帰国してきました。
彼は、アイディード派の民兵たち(傭兵もいたそうです)が、女性や子供達を盾にして攻撃してくる
こと、それらに対して銃を向けなければ自分が殺されること、その状況に置かれた自分自身、
その全てに恐怖と嫌悪感を抱いたそうです。
そこには、彼の持ってる価値観や道徳観念などとは大きくかけ離れた別の世界が広がっており、
そこでいくら支援活動や和平工作を進めても、争っている民族間で歩み寄りがない限り、
意味がないのではないかと考えてしまったそうです。
その後、アメリカ世論の影響で米軍が撤退を決定し、国連軍もそれに引きずられるように撤退して
しまった後のソマリアの混沌は、マーク・ボウデン氏の現地取材に基づくレポートや講演会で知ることと
なりました。