Nicotto Town



ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

今年52作目の映画館観賞。

スーザン・ヒルの同名小説を元にしたダニエル·ラドクリフ主演のゴシック・スリラー・ホラー映画。

舞台は、ビクトリア調時代のイギリス。
出産で妻を亡くし、残された幼い息子を愛しながらも、失意の日々を送る若き弁護士キップスは、
雇い主に、先ごろ偏屈な老女主人が他界したイルマーシュの館の売却整理の仕事を命じられ、
沼沢地方の田舎町クライシン・ギフォードを訪れますが、地元の人々は非協力的なだけではなく、
キップスを追い返そうとします・・・。

私の好みぴったりの、古典的な正調ゴースト・ホラーに仕上がっていて、うれしかったです。
定石通りの展開で、おおよそ予想が付いているのに、とても怖かったです。
「黒衣の女」を見る前からすでに大きな喪失感を抱え死に近いところで揺らぐ主人公キップスを
クラシカルな衣装の似合うダニエル・ラトグリフが好演していて、素敵でした。
ラストは、受け取り方によってはハッピーエンドとも取れる悲しく切ないアンハッピーエンドで、
その手前で終わったほうがよかっという思う気持ちと、そうではない思いが半々です。

★★★★【The Woman in Black】2012イギリス・カナダ・スウェーデン

アバター
2012/12/31 00:34
>おにぎりんサマ 原作からだいぶアレンジされているようでしたが、
いかにも英国のゴースト・ストーリーといった雰囲気で、とてもよかったです^^
アバター
2012/12/28 23:36
こんばんは。

英国文学といえば幽霊話と海洋物語だと思っているのもあり、黒衣の女は読んでいるのですが、
映画化されているのは知りませんでした。
ぜひ観ようと思います。



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