音楽をつくる
- カテゴリ:音楽
- 2012/12/26 00:45:33
音楽を聴くと、おそらく誰もがその曲に色んなイメージや感情を抱くでしょう。
「癒される」「心地よい」「元気が出る」逆に「苛立つ」「不快」「気力減退」、
時には「普通過ぎて何も感じない」
でもその全てが、悪いわけではなく、一見「負の感情」と思われるものでも、
人によっては必要としていたりします。
このテーマはとても難しく、一言では書ききれません。
そんなわけで、非常に面倒な内容になっていますが、興味のある方はどうぞお読み下さい。
音楽をつくる人が、何の先入観も持たず、アレンジされる前の歌メロだけを聴かされたとします。
きっと聴かされた人それぞれが、それぞれの生活体験や思想や思考や願望の情報によって、その歌メロに自分が最も心地良よく送り出してやれるアレンジと言う服を着せて、
先ず基本となるオリジナリティを与え、その歌を、曲として存在させるのだと思います。
その曲のオリジナリティというものはつくる人によって勿論違うし、作り手がイメージを固定した「オリジナル」を聴かされる側も、尚聴く側の主観によって抱くイメージは変わってくると思います。
送り手が良かれと思ってつくっても、受けてのニーズにそぐわなければ、そこに何の感動も感情も生まれません。
ある人が素晴らしいと感動しても、別の人は何も感じない、興味すら浮かばなかったりします。
音楽をつくる側は、その曲に着せる衣装(アレンジ)を聴衆のニーズに合わせるのか、
それとも作り手のオリジナリティに共感した聴衆に(或いは共感できるものを探して辿りつく聴衆に)向けて、音楽をつくるのか。(音楽に限ったことではありませんが。)
それは多種多様だからこそ、様々な音楽があり、様々なアーティストがいるのだと思います。
標準の思考や完成度と言った物差しでの基準をクリアした素晴らしい楽曲があるとしましょう。世の中の人全てがそれを素晴らしいと好感を持って受け入れるのでしょうか?
現に私は、世の中の流行の音楽にあまり興味がありません。(必要な物を吸収することはしますが。)私の周りの人は殆んどそうです。
つまり、楽曲に抱くイメージも嗜好も人それぞれだし、それはとても自由であっていいのです。こうでなければいけないと言う決まりも縛りもないのです。
私が(私とchar312さんがやっているBreathが)今作っている音楽は、私とchar312さんの人生体験や思想や嗜好による情報、自分が持ち合わせた成分を元に曲のイメージを作り、完成させているのです。
当然、それとは違うイメージを抱いて聴く人もいるのは当然のことです。
作り手と聴き手、その関係はラジオの電波の周波数とそれをチューニングする人に似てるかもしれません。
周波数が合わないからと別の周波数を探すのは自由だし、合わない周波数を敢えて合わせてみるのも自由でしょう。
ピタリと合うのが一番心地いいのでしょうけれどね。
最後に、「Breathの曲(いちいさんの曲)ってどんな曲?」と訊かれたら、暗号だらけのパズルです。それもまだほんの一部しか並べていません。
メルヘンでファンタジーに感じる詩の文章の裏には、ずっと人間臭いものが詰まってます。
そしてそれは、1曲だけでなく、他の曲を聴くと、うっすらと見えてくるかもしれません。
ラジオにしてはちょっと特別な周波数ですね。
それでもチューニングしてみる方は、Breathをどうぞよろしくお願いいたします。
因みに、ハンドルネームの『いちい』は「1番」の意味でも「市井」というような苗字でもありません。一位一刀彫や床の間に使う「いちい」という樹木の名前です。
私にとって縁のある思い出の樹木に由来しています。
最後まで、読んで下さってありがとうございます。 m(_ _)mペコリ
曲、視聴して下さってありがとうございます。
私の音楽ユニット『Breath』のYouTubeチャンネルは、
今のところなんとか、画像(写真や絵)も全て自分達の自前で制作しています。(^_^)
他にもメルヘンチックな絵やイラストもありますので、
他の曲もよかったら視聴してみてね。
コメントありがとうございます。
イラストもとてもよかったです^^