とあるインコの自伝 その5~飼い主(2)~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/21 22:43:48
諸事情で、友人ブリーダーから迎え入れるチャンスはその「時」だったー飼い主の事情である。それでも。飼えるチャンスの時に、友人であるノンブリーダーから迎える時期を飼い主は逃したくなかった。
彼女は(って私の事だがw)、以前手元をすり抜けた小さな命を思いつつもー再び、さいあくの事態を考えてもーそでもなお。
「飼いたい」
ー友達に伝えた。ノンブリーダーだった友人は、とりあえずその雛を見に行く事を快く了承してくれた。
約束当日。この飼い主は小さな籠に毛布をくるんででっかいカバンを引っさげて雛の「見学ツアー」に出掛けたのだー準備でバレバレであるが、すでに飼い主になることを前提にしていたのだ。。。
一方、里親であるノンプロブリーダーの彼女は驚いた。友人の申し出が「雛見学+α」であると、当然思っていたからだ。
「連れて帰る気満々?」
彼女は鼻息あらい友人に苦笑した。その答えは
「勿論!」
そんなテンション高い友人に苦笑しつつ、背骨の曲がった雛と同じ時期うまれた兄妹?と別カップルの雛を数羽を、ブリーダーの友人は引きあわせてくれた。
名も付けられぬままいった小さな命ー失った命に似た羽色の、背骨の曲がった雛とそのきょうだいー目の前に連れてきた友人ブリーダーは感傷で理性を失っている友人をちゃんと観察していた。
だからこそ。
「この子の背骨曲がってるの確認してね。ただ、背骨の湾曲と関わらず、遺伝的にメス確定のこの子は、一番とぶのが上手なの」
負の条件を示して友人は私を試していたのかもしれないーしかしーすでに今の飼い主である私は、背骨の湾曲なんてどうでもよくなっていたし、興奮で理性を失っていた。
あろうことか。
過去の過ちを自覚しながら、そのうえでー同じ親から生まれたきょうだいも譲って欲しいとほざき始めたのである。
ブリーダーの友人は言った。
「それはできない」
背骨の湾曲あるインコはすでに独りで餌をついばみ始めていたがー一方のきょうだいオカメインコはまだ完全に挿し餌から脱出していなかったーブリーダーの友人は、湾曲した背骨を持っていても自立できると確信したオカメの譲渡には、ひとことも言わなかったが、給餌の切れてない正常なインコの友人の引き取りは頑として拒否した。
それは、何の問題もない健康な雛が譲渡先(私)で翌日、命を落としたのを教訓にしていたからだ。
命を落とした雛から学んでいないのは、まごうこと無くこの思慮浅い飼い主であったのだっだ。。。
(つづく)
ピコちゃんは最強セキセイインコです。野生の鳥の姿をみると
「食うわか食われるか」の連続です。
その中の一部がーインコは「人に取り入ること=ペット」で私達人間に
融合する「ペット」という形で生き残ろをかけたのかなって気がしてなrないの
ですー今生きてるインコは気づいてないかもですが、かれらのDNAは
たくましいーそう感じます。
雛はそれこそ弱肉強食です。
だからこそ、人間ブリーダーからショップ、そして飼い主までいって
そこで力尽きる雛がいても、否定できない自分がいます。
そして自然界では淘汰されたであろう雛の一部が可愛がられてる
ー特にピコちゃんの可愛がれ方はおそらく、インコ界では有名だと思う
んですよ^^。
もしインコーネットで伝っわて無くてもw、インコ飼い主の私は思います
コロポックルさんちのピコちゃんは世界一しあわせだなぁっておもうんですよ^^
こんなブリーダーばかりなら。そう思うです
この友人ブリーダーは「動物管理うんたら」(←正当にブリーディング
した動物を金銭で譲渡する法律)をとってます(無論有料資格)
彼女は無論市価以下でー譲っています。彼女いわくー
「命を大事にして欲しいからーそのために、私も法律に従うのだ」
って。(無論彼女は何も言いませんが赤字なんです
品種改色を目指す彼女はーでも。その中途で生まれる
命を絶対むだにしません
私より一回りは下の彼女の信念に敬意を表示ざるをえません。
こんあに命を大事にする彼女だからこそー彼女の思う品種が固定されたらと思います。
さらにいえば。彼女のようなブリーダーで品種が固定されることを望んでやみません
もう半分大人になってるのにチビちゃんみたいに湯がいてふやけの餌を雛みたく食べるピコに発狂!
弟と取り合いしてぇぇぇぇ~今の可愛いピコに?
噛みつくし~突くし~デブって言うし~・・・・・・orz
可愛いのにぃぃぃぃぃぃぃぃピコちゅん惜しい!
2人のインコ好きさんたちの、気持の強さもココロがホンワカする展開ですw