Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【ゴーイングマイホーム】

ゴーイングマイホーム
フジテレビ 火曜夜10時~
【あらすじ】クーナ探しイベントの前日。良多は、沙江と一緒に参加者にふるまうおにぎり用の味噌を調達した後、本番に備えてクーナを捕まえる罠を作っていた。すると、以前、クーナの目撃取材の時にもらった小さな赤い帽子から、獣くさい臭いがすることに気付く。不思議に思いクーナ研究家のもとへ帽子を持っていくと、研究家は「これは私が撒いたものではない」と断言。もしかしたら本物のクーナの帽子ではないか、と期待が膨らむ。

【感想】ついにゴマホの視聴率が消費税率を割りました。20人に1人もいない希少種が通りますよ、と。まぁ関東の視聴率なんで全国的にはどうなのかわかりませんけどね、そう変わらないと思いますw 20~25人に1人っていうと、そう少なくないように感じますが、例えば学校の平均的なクラスだと1~2人、左利きの半分~1/3しかいないんですよ。これじゃ翌日学校に行ってドラマの話をしようと思っても、見てる人探すのが大変なレベルですよ。公式サイトに是枝監督のインタビューが載ってましたが、思った通り、日常生活をあるがままにリアルに描くのがテーマだったようですね。映画と違って尺の制限が少ない分、主人公以外の登場人物のエピソードも入れやすい、とか。しかしもう彼には連ドラの仕事は回ってきますまい…。思うに、父親が倒れ、娘と1週間くらい長野へ旅に出て、謎の女性や父親の秘めた過去と出会い、クーナ探しのイベントを開くことになり、そして意識を取り戻し自宅療養していた父親が死に…と、意外とストーリーは起伏に満ちているのに、演出が淡々としていて話が進んでいるのかどうなのかわからづらいんですよね。ストーリーは平易なのに衝撃的な演出で釣るドラマが多い中、まったく逆なのが今のテレビ世代に受け入れられなかった原因かもしれないですね。ドラマだけでなく、バラエティや報道番組などで、扇情的な演出に慣れ切ってしまったテレビ世代には、物足らないんですよ。ちなみにテレビ世代はアラフォーくらいまでで、アラサー以下はゲーム・パソコン世代ですね。今のテレビはこの高年齢化しているテレビ世代をどこまで取り込めるかが、視聴率の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。事実、今期ヒットしたドクターXやプライスレスは、このテレビ世代をがっつり取り込んでますからね。とはいえゴマホもまったくり釣り演出がないかといえばそうでもなく、クーナが本当にいるかどうかってのが、ゴマホの釣り部分ではありますよね。今回もクーナ探しイベントがまったく収穫なしに終わり、がっかりして帰るところに、良多が仕掛けた罠に何かかかっていたところなんか、その典型です。やっとクーナを見ることができるのか、それとも別の小動物か、てところで開けてみたら何もいないw 穴が空いてたってことは、モグラか何かだったのでしょうか。それともあの獣臭い帽子は本物で、最後には本物のクーナが出てくるんでしょうか。今ゴマホを見ている人は、この一点が気にかかって見てる人がほとんどだと思うなw 後は僅かに是枝ファンw そして、栄輔が死んでしまったシーンは何となくわかりましたね。死んだという表現は何もなかったのですが、あの感じは、あ、死んだな、と。家族はもちろん悲しむでしょうが、最後に会った時、栄輔にもう長野に来るなと言った治医師は、後悔するだろうなと思いました。こんなに早く死ぬなら、あんなことを言って悲しませるんじゃなかったと。今回もYOUの出番ちょっとしかなかったですが、相変わらず瘴気がすごかったですw 彼女も父親の死にはさすがに悲しむだろうけど、それでもきっと葬式の席とかでも毒を吐くんだろうなと思うと、やっぱこれから先もあまり出てほしくないなと思いますねw あと2回かな? 早撮りしてあるのでこの視聴率でも打ち切りは無理なんでしょうな。




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