自作小説 １１月お題／ストーブ「ストーブ」
- カテゴリ：自作小説
- 2012/12/04 20:25:03
「ふぅ」
吐く息が白い。冬という季節が始まったのだ。
今年初の雪がいきなりの豪雪ー暖冬とか長い秋とかーでも雪をかく小さな個人には、単なる「冬のつけ」であり暖冬といわれた季節の相殺であることを願うのだ。
こんな雪かきが半年続くわけで、一回でも減るのを願うのが「世界の温暖化」に逆行するならー温暖化歓迎と叫びたくなるのが、北国の一個人の感情だと皮肉に思う。
「ストーブ」の炎と熱を感じながら、外の白い世界にため息をつく。
「春」という季節になれば1ヶ月で消滅するその雪を道路除雪に税金を投入しないと経済がまわらないのが「北海道」だ。そして。二酸化炭素を二十四時間排出し続けて、除雪の疲労を家の中でアイスクリームを食べながらとるのが、今の「北海道」だ。
一旦外に出ればつき刺す寒さは、細い針のようにからだを攻撃する。これが現実。しかしそれが清々しいーそれも事実。思いっきり冷気を肺に吸い込んで真っ白い空気にして吐き出す。スタッドレスタイヤの車が私の歩く道の横を通り過ぎるースパイクタイヤで春先起こるアスファルト粉塵公害は今は昔。それを実感するのは来年の春だ。
ストーブの炎は演出だ。炎が見えなくても、温度は保つ事ができるのがテクノロジー。でもね。その視覚が心を暖かくする。その炎で心が和む。寒い外と温かい室内ーその対比で自分の生を感じ、土の中で春を待ち耐える植物や虫がひっそり雪に埋もれているのに気持ちを傾ける。
でも今は。ストーブの「演出」窓から、炎を見ながら。駆け抜た秋にこの四季に別れを告げ、来年の遠い春を待ちながら汚い世間を覆い尽くす白く寒い、美しい世界を愛おしく思うー「道産子」は、自然を享受しつつ、でも、二酸化炭素を排出し続ける罪悪感に目をそらすのだーまた折り重なる一枚の季節が過ぎるのを待ちながら。。。
最高の贅沢だと、北海道出身の、前に勤めていた会社の先輩がいっていましたよ
北海道の方の生の感覚というのをイメージすることができます
冬の季節のここをまだ訪れたことがない私です
読んでいただき感謝です。実は買い物に徒歩１５分、必ず数回滑りそうになります（ーー；。
以前、転んで骨折したことがあるので、転ばぬようにきを付けているんですが。。。
それでも出かけると２～３回、ヒヤッとします（＾＾；；
北海道は「豪雪地帯」ではないので、今は「逆三角形」だったりします＾＾。
ぶっちゃけ、私も初めて見た時は「！？」状態でした。
ルーフヒーティングで、屋根の雪を溶かし、逆三角形の溝から排水するような
構造なんです。
東北や北陸の雪はルーフヒーティングでは間に合わないんだと思います。。。
わたしは、冬になると、必ず年に一回は転びますｗ
しかも、北の人から見たら、雪かきと言えるのかどうかと言うレベル。
屋根から雪を降ろした事なんてもちろん一度も無い（笑）
かき氷とかは別にして、アイスは冬の方が上手い気がする。
先日の大規模停電は、電気のない北海道を露呈しました。
こうやって書き込むのに電灯とストーブとパソコンで電気を使う。。。
でも一方でどんな深度でも恐怖を感じる放射線廃棄物。。。
んで。
北海道はオール反TPPを知事が表明しています。
反論できません。なぜなら、現知事は現実を把握している方です。
たぶん。遠い将来、北海道は温帯地域になるのではと思います。
食糧地域として北海道は日本としての「聖域」になるかもと
思う気持ちもあります。
北海道米が美味しくなっています。品種改良の力が大きいとは思いますが
北海道の温暖化も寄与しているのでは？という問いに私は「違う」と言えずに
います。国とか世界単位の前に。自分にまず問いかける必要があるはずなのに。
全くダメな大人です。。。
世界第4位の温室効果ガス排出国だってのに、3割4割当たり前の二酸化炭素排出増加を、知らんプリ！エセ環境派の即時停止を喧伝する醜態には胸糞悪いです。。。こちらの漁港やヨットハーバーって、大潮のときには潅水してます。そういう現実をエアコンがんがん効かせた部屋の中でコタツに入ったまんま見ようとしない。。。
ぼうぼうさん、今年も雪掻きで怪我なさらないよう＾＾