この間、ぼーとしながら、
いつものくだらない考え事をしていた。
それは、
恥ずかしいという感情のこと。
私は、
恥ずかしいって、人間のあらゆる感情の中で
かなり特別で、愛おしく、
かつ高度なものだと思っています。
更に、それは、人それぞれであり、
これは平気だけど、これはダメといった具合に、
人によって羞恥のツボが、違うところも
実に面白いと思うのです。

で、問題です。
ボクは、朝、電車に乗り遅れそうなとき、
駅までダッシュします。
が、その時、
いつも洗濯物を干してるおばちゃんの前を
通過しなくてはいけないのですが、
必ずそのおばちゃんは、必死に走る私に、
「がんばれー、がんばれー。」
と、声援してくれるのです。
これが、めっちゃくちゃ恥ずかしくて、
いや、いや、嬉しいことですよ。
見も知らない私に声援してくれてる訳ですから、、、
でも、私は、この声援、めっちゃ恥ずかしいのです。
いつも顔を真っ赤にして、走り抜けているのです。
そーなってくると、不思議なもので、
ゆっくり歩いて間に合うときでも、
声援のないおばちゃんの前を通過するとき、
恥ずかしさが芽生えるから不思議なものです。
また、遅れて走らなければならないときも、
そのおばちゃんの前だけは、急に競歩のような走りに変えて、
走ってません雰囲気を出してる自分に、ど壺の恥ずかしさが
襲ってくる始末です。

この恥ずかしいって、感情。
ほんと、なんなんでしょうね。